岡山旅行1日目の夜は、倉敷、美観地区に泊まりました。

美観地区は、とっても美しい所で、一眼レフを持った人の率が高い!

ゆっくり見るなら1日はかかるそうです。

 

朝食は、お散歩がてら、美観地区の天然酵母のパン屋 mugiさんに。

使われている酵母は、小麦と麦で起こす酵母、ルヴァンだそうです。

発酵つながりで、パン屋さんでも、話に花が咲きます!

 

 

{0B079A76-80A6-48EA-B536-8E59D5F3E75F}

 

さて、

 

午前中は、倉敷のとら醤油さんに見学に伺いました。

 

1860年江戸末期創業、158年の歴史あるお醤油やさんです。

 

最初に、

お醤油に関する知識について、とても分かりやすく、面白い小話なども織り交ぜつつ説明していただきました。

 

特に、混合醸造についての説明を、きちんと聞くことができたのは初めてだったので、参考になりました。

 

混合醸造とは、大豆に塩酸を反応させて、アミノ酸を作り、諸味に添加する醸造法です。

とら醤油さんでは、ずいぶん前から、小学校への出前教室などもされていたそうで、とても素晴らしい取り組みだと思いました。

 

NK缶。大豆を蒸す道具です。

 

麹室(製麹装置)

 

撹拌体験

 

タワープレス式?圧搾装置

 

充填する機械は面白くて、ずっと見ていても見飽きません。

 

最後はお買い物タイムです。

なんと、見学者全員に、黄ニラしょうゆをプレゼントしていただきましたキラ

 

使う菌の話、

製造と販売の表示の話、

醤油は何度で凍るのか、

家付き菌、タンク付き菌、

ろ過粉の話、

などなど、興味深いお話を聞かせてもらいました。

 

業販、量販など、様々な容器で販売されており、

産業給食などは、スリムなタンクを置いてもらい、そこに入れにいく、なんて話もありましたが、

お醤油の消費は減ってきているという話が出ました。

 

 

今はフレンチのシェフの方が、お醤油に興味を持って、蔵見学にわざわざ来られるなんて話も聞いたことがありますが、日本での消費が減ってきているというのは、とても残念な事です。

 

 

ぜひ、身近なお醤油の魅力を再発見してもらえるような、そんな教室を開講していけるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

とら醤油さん見学の後は、同じメンバーで「水辺のカフェ」でランチをご一緒させていただきました。

一緒に食事をする時間があると、参加者同士交流する時間が持てていいですね。

 

ご参加いただいたみなさん、とら醤油の守屋さん、どうもありがとうございましたハート

 

 

「水辺のカフェ」は、とてもすてきなカフェで、お食事も美味しかったです。

 

 

岡山発酵旅行2日目『まるみ麹』さんへつづく