岡山県瀬戸内市長船町の名刀味噌本舗さんにおじゃましました。
「醤(ひしお)」で有名な名刀味噌さんですが、その「醤(ひしお)」は近所のスーパーには売っておらず、手に入りにくいため、チャレンジできずにいました。
ですので、ぜひ伺いたいと思っており、今回それが実現しました。
「醤」は夏につくるものだそうです!
「醤」は、しょうゆやみその原形とも言われ、その歴史はとても古いです。
しょうゆと同じように使うことができます。
醤油麹より、旨味の強いもの、として使うことも出来るし、
漬け込み用には、麹甘酒と混ぜてペースト状にしたものも使いやすいそうです。
「醤(ひしお)」という文化が岡山に残っていたそうで、
名刀味噌さんでは、昔は、
冬は味噌と甘酒、夏に醤を作る、という事をしていたそう。
岡山は兵庫県のお隣さんだし、醤も楽しんで食べていきたいですね。
帰ってきてさっそく、「醤(ひしお)」を仕込みました。
夏の環境を目指して、麹箱においています
「ひなたみそ」、
瀬戸内市のお味噌の特徴、
味噌作りのコツ、
麹作りについて、などなど、詳しくお話を伺えて、とても参考になりました。
お味噌のお味見もたくさんさせて頂きました!
あえてスーパーには流さず、自然食品のお店を通して、全国に販売されているという事で、すごくいい商品ですが、目にする機会は多くありません。
生産は追いつかないくらいだそうです。
ブレのない、いいものを作っていこう、という信念を感じられました。
ここでちょっとしたお話、、、
今回岡山発酵ツアーで伺った、2軒の、味噌、麹屋さんですが、
名刀味噌本舗さんは、名刀「味噌」本舗だけれど、「麹」が人気。
まるみ麹さんは、まるみ「麹」だけれど、「味噌」が人気。
やはり外から見ているだけでなく、直接お話を伺うと、いろんな事が分かって面白いなって思いました!😁
人気の商品は、
もちろん、「醤(ひしお)」を作ることのできる麹、ひしおの糀!
こちらは、こだわりの美味しいお醤油、鐵次郎(てつじろう)とのセットがおすすめです。
お味噌では、合わせ仕込み味噌 (玄米麹と麦麹の合わせ)
甘酒では、黒米甘酒
が人気だそうです。
変わった所では、アミラーゼ優位の甘酒専用麹(乾燥)などもあります。
オーサワジャパンの取扱店に置いているそうですが、通販もされているので、気になる方はぜひお取り寄せしてみて下さい
丁寧づくりのまじめな麹屋
〒701-4264 岡山県瀬戸内市土師14-3
月~土 09:00-17:00 定休日/日曜・祝日
TEL 0869-26-2065
電話受付時間 09:00-17:00 (日曜・祝日を除く)
岡山発酵旅行2日目『とら醤油』さんへつづく