福萬醤油さんを出て、2軒目は、ジョーキューさんに向かいました。
1855年創業の歴史あるお醤油屋さんです。
徒歩で向かえる距離です。
実は、親戚関係とのこと。
以前愛知のお醤油蔵めぐりでも、南蔵さんと丸又商店さんが、親戚関係だと聞いた事を思い出しました。
つながっているんですね〜
入るとすぐに、
「蔵出し生しょうゆ」
のショーケースが目に入りました!!
こういう、「ここでしか買えない」系の物には弱いです〜
アポなしにもかかわらず、所長の高永さんが、丁寧にお話しを聞かせてくださいました。
店舗の奥に、蔵などがあり、7件が国の登録有形文化財に登録されているそうです。
仕込蔵も少しだけ扉を開いて見せてくださったのですが、木桶の香りがふわっとしました
福岡市中央区大名という、ビルが立ち並ぶ都会で、
現役で「お醤油を仕込まれている木桶が存在する」
というギャップに驚かされます。
やはりこちらでも、エースの桶があるという話で、
高永さんが言うには、
「陽が一番当たらないからいい醤油が出来るのではないか。」
というお話でした。
いろいろお味見も可能です
面白かったのが、等級です。
醤油には、含まれる全窒素分によって、「特選」「上級」「標準」の等級が定められています。
全窒素分が高いほど旨味が強くなります。
しかし、どのお醤油にもついているわけではないので、私自身、あまり「特選」以外のマークを見かけたことがありませんでした。
しかし、こちらで、その3種類のマークが並んでいるのを発見!!
これは、九州ならではというか、
「紫根」は本醸造さいしこみで「特選」
「さしみ」は、九州風の甘口に仕上げるのに、甘みを足したので、その分、容器全体の全窒素分の割合が減ったので、「上級」
「うまくち」は、さらに甘みを足したので、さらに容器全体の全窒素分の割合が減り、「標準」
と記載されているとおっしゃていました。
この黄色の「うまくち」は、調べてみると、醸造法が「混合」。
「混合」のお醤油も実は初めて出会いました!
火入れしていない生(なま)の再仕込み醤油360ml664円
を購入しました。
刺し身、寿司、やっこ、おひたし、お漬物に最適だそうです。
薄めて、お肉を漬けると、柔らかく、匂い消しになったり、魚を炊くと骨離れを良くすると書かれています。
こちらも、お醤油作り教室の、利き醤油で使いたいと思います。
株式会社ジョーキュウ
福岡県中央区大名1-12-15
0120-345-556
この後は、ホテルに向かい、友達と合流。
夜は福岡ドームで、待ちに待った嵐さんのライブを堪能しました〜
福岡旅1日目終了。
2日目は小倉へ。。。