MAKA-MAKA英語版/フランス語版 | orizarot

MAKA-MAKA英語版/フランス語版


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吹き出しの中のセリフが外国語になるだけで
なんだか作品自体の雰囲気も変わって見えます。

今回MAKA-MAKAがアメリカとフランス語圏諸国で発売になりました。
「MAKA-MAKA TORAJIRO」で検索してみると
海外の読者さんがレビュー書いててくれたりして面白いです。
あまり読んではいないですけど、

1巻の「月光」が評判よろしかったようです。
ちなみに日本のAMAZONでも海外版MAKA-MAKAは買えるようです。
いや、いいですよ、そんなわざわざ買ってくれなく、
あ、そう?悪いなあ。

興味深かったのは擬音のアルファベット化。
英語版はオリジナルの日本語擬音の横に英語擬音が付きますが
フランス語版はオリジナル擬音はキチンと消してあって
その上に擬音が入ってます。
オリジナルデータは擬音も絵も一緒になってるのに
どうやって抜いたんだろう??

英語版には「ADVISORY」の注意書きが入ってました。
これはよく洋物のHIPHOPのアルバムなんかに書いてあるけど、
「教育上悪い言葉が入ってます」というラベル。
これが付いてたのがなんか嬉しかった笑

MAKA-MAKAは、漫画家になって初めて
「自分がこういうの描きたい」

という個人的嗜好がかなり優先された作品です。
ビアンの世界を描きたいというより、

単に男の裸は描きたくないという理由で
ガールズラブ設定にしました。
この頃ちょうど「ちんかめ」とかオシャレエロが流行ってたんだよな。

とにかくリアルな話にしたかったので、

もしヘア描写ができなかったらMAKA-MAKAは描きませんでした。
局所を泡で隠したり、そういうのキライなんです。
あとは腹ですね、MAKA-MAKAの醍醐味は女の子の腹肉描写です。
一般論として「醜い」ものとされるお腹の段々ですけど
オレは、ここにこそ母性があると思っています。
これを美しくエロチックに描く、というのは結構毎回気を使っていた。
ということで、描いてて楽しかったのは
ジュンよりネネなんですね笑
2巻の「花火」の実写背景は、

わざわざ写真家さんにオリジナルで撮ってもらっていたり、
総扉のパンツ写真と目次写真は自宅で自分で撮ったものだったり、
割と持ち出しで頑張った部分も多いです。
ちなみに2巻の総扉/パンツ写真の床が大理石になってますが
これはもともと自分の部屋の床(フローリング)だったのを
大理石素材を手に入れて自分で合成しています。
なのでこのベッドはオレのベッドです笑

という、どうでもいい情報含めてよろしくお願いします。
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主人公ジュンとネネですが、

アルファベットだと「JUN & NENE」になり、
これを翻訳サイトで翻訳すると「6月とネニー」になります。