


支配下枠70名−ドラフト6名指名枠=64名
私、個人の予想なので全くアテになりませんが、15名ほどが戦力外予想されると思われます。ちなみに昨年は支配下14名が退団または育成落ちしています。
なお先日、9月16日(金)にP #26 能見 篤史 選手が現役引退を発表されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af8a355a6ac3253934b75b3cb2c7039225bb0e9c
9月30日(金)対千葉ロッテ戦にて引退セレモニーが開催されます。本拠地最終戦でもありますので是非とも最後の勇姿を見届けましょう。

2021年度ドラフト会議で1巡目で指名された期待の右腕。スピンが効いた最速154km/hの直球と鋭く変化するスライダー、カーブ、チェンジアップが武器でその他にもフォークやカットボール、ツーシームも操る。今季は2月春季キャンプ中旬にブルペン投球中に左内腹斜筋を痛めスロー調整となった。7月上旬にプロ初登板初勝利をあげ、2試合目の先発登板となった試合ではノーヒットノーランは達成しなかったが、日本ハムに対して9回2アウトまでノーヒットノーランに抑えた。ドラフト1位という即戦力という面では素晴らしい投手であるのは間違いないのだが、ケガでの離脱が多い。2月中旬の左内腹斜筋損傷を皮切りに8月末に右足首捻挫、9月上旬に右肘の違和感。そして9月末に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けることを決断。復帰まで1年以上かかるため球団と話し合って決めたようだ。長期離脱のため、球団がサポートする方針。手続き上では一旦自由契約になって再度育成契約に切り替えるため、他球団が横槍を入れることが可能だ。トミー・ジョン手術による育成落ちは他球団が手を出さない紳士協定で成り立っているが本来はメジャーのような負傷者リストを作るべきである。他球団が横取りすることはないと思うが、紳士協定を信じるしかない。そして彼には苦しいリハビリに耐えてマウンドに戻ってきてもらいたい。
昨季オフに複数年契約が終了し、野球協約の減額制限を超える1億3,000万円減の7,000万円(推定)で契約した。先発ローテーションの谷間として期待された今季は僅か2試合登板とチャンスが恵まれなかった。今季はローテーションの谷間枠として竹安が2勝、椋木も2勝をあげ、東・山﨑颯と若手先発候補の台頭もあり、年齢・年俸的にも厳しい立場であることは間違いない。家族は東京で暮らしており、増井自身は現在も単身赴任を続けているため、首都圏のチームに移籍するのが理想かもしれない。まだ150km/h前後のストレートが投げられるだけに現役を続けてほしい。
2019年ドラフト会議で4巡目で指名され、エースとして育った山本が背負った背番号「43」を継承した。毎年期待されているが3年間で未だに一軍での登板はない。同期の宮城と紅林が一軍の戦力として活躍している中、二軍でも13試合登板と少ない印象を受けるだけにケガの可能性も考えられる。まだ3年目でリリースするには早いと思うが、過去にオリックスに在籍した佐藤世那が3年間一軍登板なしで戦力外通告されたことを考えると可能性はゼロではないと思う。おそらく育成契約を打診して再起を図るのではないかと思われる。チームの現状としては一軍救援右腕の競争率は熾烈で先発陣枠が少し薄めなので先発として活躍が期待される。
2020年オフに減額制限の25%を超える1,950万円ダウンの2,200万円でサインし、昨季は16試合で防御率2.61ながら9月以降、激しい優勝争いを繰り広げたチームをブルペンから支え、終盤に活躍したことで残留することができた。今季ファームでは39試合の登板でまずまずの成績を残しているものの、今季は未だに一軍での登板はない。チームの救援左腕が不足している台所事情で昇格できないとなると残留は難しいと思われる。
2017年シーズンオフにサイドスロー転向後に徐々に一軍での登板機会が増え、2020年には自己最多32試合に登板した。左のワンポイントとして期待された昨シーズンは4試合に登板し、今季は5試合登板に留まっている。海田選手同様にチームの救援左腕が不足しているチーム事情で一軍での登板機会が恵まれないとなると残留は難しいかもしれない。しかしファームでは好成績を残しており、救援左腕が少ない台所事情と25歳という年齢を考えても簡単にリリースするかどうかは分からない。1年間の育成選手の打診または現役ドラフト打診の可能性も考えられる。環境を変えると化ける可能性を秘めているだけに日本ハムの宮西投手のようなサイドスローから繰り出されるスライダーは武器になると思う。他球団でのプレーが出場機会を得る上で幸せかもしれない。
新人から昨シーズンまで一軍での登板実績があり、キャリアハイは2018年シーズンは47試合に登板し、5勝 0敗 13HP 防御率2.54の好成績をマーク。しかし、2019年以降は毎年故障に悩まされ、近年は右肘痛で離脱する機会が多く、昨年11月に右肘クリーニング手術を受けている。今季は6月に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)をを受け、現在はリハビリを行なっている状況だ。過去、主なオリックス選手でトミー・ジョン手術を受けた選手は育成落ちで復活を遂げているため、澤田選手も育成契約に切り替わると思われる。一軍マウンドに戻ってくるまでに平均的に2年はかかると思うので澤田選手には苦しいリハビリに耐えて肘に不安のない状態でストレートとスローカーブを交えた緩急を使ったピッチングを魅せてほしい。
#59 セサル・バルガス(30歳) 3,000万円
○…退団濃厚
BCリーグ茨城でプレーし、東京オリンピック野球メキシコ代表に選出された。オープニングラウンドで日本戦で好投。昨年、8月下旬にオリックスと契約し、先発・救援の両方でプレーし、9月上旬に左脇腹痛で負傷したが、昨季成績は5試合に登板して1勝 1敗 2HP 防御率6.59だった。成績は微妙に終わったが、格安年俸そして中嶋監督がメジャーリーグ・パドレスでのコーチ留学での関係を考慮しての残留があったかもしれない。期待された今季は5月7日を最後に一軍登板がない。奪三振率は高いだけに良い時は打てないものの、与四球率が高い傾向にあり、ランナーを背負った場面での投球が多い。ファームではそこそこ頑張っているが、二軍を回す若手投手が多く抱えている現状を考えると格安年俸で円安に優しい年俸であるが、残留は厳しいと思われる。
2018年度ドラフト会議で育成1巡目で指名され、1年目の2019年にウエスタン・リーグのセーブ王(23S)に輝く。2020年春季キャンプ終盤に支配下選手登録された。当時一軍監督だった西村監督が辞任し、二軍監督だった中嶋が一軍監督代行へ就任したことを背景に即昇格し、プロ初セーブを記録した。昨季はメジャーから古巣に復帰した平野佳とクローザーの座を争うこととなり、自身初の開幕一軍をクローザーとして迎えた。しかし4月10日の試合でセーブ失敗して以降、中継ぎに配置転換されている。昨季終盤は主に敗戦処理での起用が続いたが、 CSや日本シリーズでは登録メンバー入りすることも出来なかった。復活を期待された今季であったが、現時点で一軍での登板はない。ファームでは40試合登板しているものの、防御率5.93と苦しんでいる。チームの救援右腕は競争率が高めで漆原投手と同じく育成出身の宇田川の活躍が大きい。二軍で試合数をこなしてくれる意味では助かるが、似たタイプの投手が多いだけに残留するのは難しいのでないかと思う。

2019年6月末に中日からトレードでオリックスに移籍。同年オリックスで24試合に出場し、伏見が左足アキレス腱断裂で離脱し、捕手不足の穴を埋める活躍を果たした。しかし伏見が怪我から復帰して以降は年々出場機会が減少している。今季は頓宮の台頭もあり、僅か6試合の出場に留まっている。今季のオリックスの捕手陣は打撃が目立つだけに守備が良くても打てないと試合には出られないかもしれない。ファームでも中川拓や福永といった若手が主に起用されいる。しかし残留の可能性は残されており、今季FA権を取得した伏見がCランクに相当し、人的(金銭)補償が発生しないため、他球団に流出する可能性が考えられる。万が一、移籍した場合はドラフト戦略次第でもあるが、もう1年間は様子を見る可能性があると思うので注目したい。

昨季オフにジョーンズとモヤを放出し、巧みなバットコントロールで広角に打ち分ける技術とコンタクト率が高く、三振の少なさが魅力。守備では二塁を中心に内外野の複数ポジションをこなすユーティリティ選出として期待された助っ人。コロナでの入国規制で母国での自主調整を行った。3月下旬に入団会見を行い、一軍に昇格。5月に中旬に右手有鉤骨骨折で離脱。8月下旬に再昇格を果たすも攻守に精彩を欠き、登録抹消されている。1億円という高年俸がネックと打撃成績が乏しい。そしてユーティリティ性はチームにとってプラスではあるが、守備力が想定よりも悪かったのが誤算だった。
開幕から打撃陣が低迷していたオリックスが4月下旬に獲得を発表。5月下旬に一軍に合流し、出場2試合目に来日初安打と初本塁打を記録した。シーズン前半戦は一軍での活躍がそこそこ目立ったが、後半戦に失速し、打率が悪化した。シーズン終盤に一軍に復帰し、現在も一軍に帯同している。棒立ちの構えから高めへの球を弾き返すパワーは魅力的で外国人助っ人の中では成績は物足りないが一番活躍している印象だ。今後のCSでの活躍次第ではあるが、保険として残留させる可能性が高いと思われる。しかし9月29日の全体練習で右脇腹を痛め登録を抹消。 CS出場の可能性も厳しい状況のため、今後の情報に注目したい。
2019年度ドラフト会議で育成6巡目で指名。2020年9月中旬に支配下選手登録され、翌日の試合で即スタメン起用されるとプロ初打席で3ランHRを放った。昨季は自主トレ中に肋骨の疲労骨折が判明し、春季キャンプには参加せず出遅れた。9月にジョーンズがワクチン接種による副反応で離脱した影響により、代替選手として昇格。8回裏に代打で出場し、今季1号HRを放つ。9回裏にはサヨナラ安打を放つ活躍を見せ、僅か15試合の出場に終わったが印象に残る一打の活躍が目立った。初出場が神戸で初ヒットが初本塁打も神戸で初サヨナラ打も神戸で日本シリーズ第6戦でのサヨナラのチャンスき代打出場するなど神戸には何かと縁のある選手。今季は僅か5試合の出場で出場機会が減少している。頓宮の活躍やマッカーシー、Tー岡田と一塁手は激戦になりやすいポジションのため長打力が求められる。その中で今季はチャンスが少なかった。中嶋監督の秘蔵っ子であり、チームのムードメーカーでもあるため、おそらくリリースすることは考えにくいが、ドラフト戦略やFA補強次第によっては育成契約になる可能性はゼロではないと思われる。
昨年7月下旬にオリックスが獲得を発表。来日後にファーム戦に出場し、一軍昇格直前に死球を受け、左尺骨遠位端骨折と診断された。その影響もあり、シーズン終盤2試合のみの出場に終わったが、 CSは全試合に出場し、日本シリーズは第1,2試合スタメン出場した。安打後に高く上げた右膝の上に右肘を置いてピースサインを出す決めポーズは「ラベロ・ハンド・シェイク」と命名されるなど、パフォーマンス面でもチームに貢献した。今季は打撃面で苦しみ、長打力を求められた中で1本塁打に終わっている状況。5月3日を最後に一軍に一度も昇格していない。年俸はバレラやマッカーシーより安いが、成績面で劣る結果になるため残留はかなり厳しいと思われる。昨季終盤の勢いがあれば残留の可能性が僅かに残るが、現状その可能性はないでしょう。

2010年の本塁打王であり、オリックス・バファローズ暗黒時代からチームを牽引したベテラン選手。2020年から年俸変動制の3年契約を結んでおり今年が契約最終年。昨年はリーグ優勝に貢献したが、今季はオープン戦では負傷し、5月末に一軍合流。5月29日の中日戦で今季第1号HRを記録したが、今季の本塁打数もこの1本のみで打撃面で苦しんでいる。このままシーズンを終えると年俸減額がほぼ濃厚であるが、ポイントは球団が大幅減額提示をする可能性があること。暗黒時代からチームの顔として引っ張っただけに残留を望むが年齢的に全盛期と比べると明らかに能力が落ちているだけに残留となると起用法的にベテラン選手としての責任感やベンチを支える便利屋としての活躍が求められる。サヨナラのチャンスで彼が残っているのにも関わらず、起用されずに終わる試合も数試合あっただけに中嶋監督が来季も戦力として構想に入れているかが残留のカギになりそうだ。
2020年度ドラフト会議で育成5巡目で指名された外野手。昨季はオープン戦で11試合に出場し、11打数4安打で打率.364という結果を残して3月23日に支配下登録。ルーキーで開幕一軍を掴むも打撃でアピールできず。今季は僅か2試合の出場で一軍での活躍は難しかった。走攻守において何か一つでも結果を残さないとチームの外野ポジションに割り込むのは難しい。流石に2年目で戦力外は考えにくい。再び育成契約で様子を見るのが妥当ではないかと思う。
実際に15選手を予想しましたが、皆さんの意見はいかがでしょうか?



