レポート 就職活動の情報の共有
目次
1 問題の説明
2 グループのメンバーと役割
3 解決のための仮説
4 仮説の実証と新たな問題点
5 まとめ
6 グループワークの感想
7 授業の感想
1 問題の説明
私たちのグループが設定した問題は学生同士が就職活動の情報を共有できる環境の整備を進めることである。本学では就職活動の情報は学生課近くの掲示板などに張り出されることが多い。また確認のたびに掲示板に行くことは非常におっくうであり、情報量が膨大であるために一人でカバーするには大変な作業である。今は超就職難と呼ばれるように就活生にとってかなり厳しい状況が続いている。この大学では就職活動の情報を学生課の近くに掲示しているが、活用しているという学生は多くなかった。また、そこにしか情報がないためいちいち見に行くという欠点もあった。就職活動の情報を多く持ち、自分に必要な情報を選択することができれば、少しでも他の学生との間にアドバンテージをつけられ、有利に就職活動が進められるだろう。ただし、現状では情報量はあるもののそれが十分に知れ渡っていないのが現状である。この不満を解消するための仮説をこれから述べていきたい。
2 グループのメンバーと役割
私たちのグループは小林さん、原田さん、石久保さんと私の4人で構成されている。その中でも情報を集める担当とその情報を取りまとめる担当に分かれた。原田さんは実際にFacebookを使い、課題解決のためのページやシステムを立ち上げた。また、私たちの情報を取りまとめ、ページの管理をとても積極的に行ってくれている。発表のスライドなども担当し、大きく貢献されていた。小林さんは自身の体験談を交えながらこのページを作るという構想を当初から持ち、課題設定に大きく寄与されていた。また情報を集める担当として責任感を持ち担当の日には必ず情報を伝達されていた。石久保さんは私と同じく途中から参加したのだが自分に与えられた仕事を確実にこなし、連絡を積極的にとりページの方向性を定めるのに貢献していた。私は情報を集めるという与えられた仕事だけでなく、このページにとって必要そうな情報は何かという考えを持ちながら行動するなどよりよいシステムを構築できるように行動していた。
3 解決のための仮説
私たちがこの問題の解決のために行おうとしたことはネットで情報を共有し、情報を欲しがっている誰もがアクセスできる環境を作ることであった。掲示板に掲示することの欠点であるその場に行く必要性と期間をさかのぼっての閲覧が出来ないという欠点を解決するためにはネットによる環境整備が適当と考えた。
その具体的なツールとなったものはFacebookであった。Facebookを用いる利点としては二点挙げられる。第一に実名制であり偽の情報が出回ったりすることを防ぐことが出来る点である。この共有の場はお互いに情報を補完し合える形態を最終的には目指している。そのため信憑性が限りなく100%に近い情報のみ発信するには実名で責任のある投稿でなくてはならない。その点でFacebookは実名登録でないと参加できないために匿名のあいまいな情報が載るリスクをなくすことが出来る。第二に早期に大量の学生を集められる点である。私の周りから考えるに本学の学生はmixiやモバゲーなどでさまざまなソーシャルメディアに触れていると言える。中でもFacebookはより広範に交友を広げられる点で多くの学生に支持されている。また、Facebookを実際に採用活動に活用している企業もある。その点から考えると企業の担当者などに目がとまる可能性が高いソーシャルメディアだと言える。Facebook上でシステムを作り、宣伝することは多くの学生を集め、そして企業の担当者の目に留まる可能性があると考えた。これらのメリットから私たちはFacebookを使用してシステムを実際に構築した。具体的なやり方としては合同説明会などのイベントを担当者かそれを見かけた人がFacebookに書き込み、皆で情報を共有するという具合である。その情報に関して過去に参加した人や実際に参加した人の声を聞いて議論や、評価を重ねてどのような説明会が有益か、公務員になるならどの説明会には参加するべきか、などの議論まで重ねられるようなサイトにすることが最終目標である。
このような狙いのもと実際にFacebookでサイトを作り運営してみた。その結果と新たな問題点を次の章で述べていく。
4 仮説の実証と新たな問題点
実際にこのシステムを運用してみて分かったことはとても多かった。その中からまとめると2つあった。第一に情報量が非常に多いことである。就職活動に関しての情報は掲示されるスピード自体は1週間に一度あるかないかというペースで決して早くはなかった。私たちは立ち上げということでまずすべての情報を補完しようと考えた。しかし、それはかなり困難であった。掲示されている情報の中には期限の切れたものなど無造作に張られているものなどがあり、情報の取捨選択が新たな課題となった。第二に相互に意見交換する形にならなかった点である。これはまだ知名度が低いということも考えられるが、コメントなどといった形でのフィードバックがFacebookを通じては行われていなかった。活発な議論や情報交換の場とするにはどうしたらよいかということが新たな課題となった。
これらの新たに見つかった二つの課題の解決策を考える。まず就職活動の情報の取捨選択である。これは就職活動に関する情報をいったん説明会のみに集約し、それからニーズに応じて広げていくようにしたい。学生や企業そのものから知りたい、または発信してほしい情報を募集し、私たちが新たなフォーマットを作りその情報を共有していきたい。次に相互の意見交換という課題である。これは私たちが一番意見を発信、受信すると考えていた3年生や4年生などの参加が無いことが原因の一つと考える。その解決には3年生、4年生が情報を発信するメリットを伝えて情報を送受信してもらうことが挙げられる。このサイトの宣伝をもっと盛んに行う必要があるだろう。
それとは別にFacebookだけでなくTwitterやブログで即時性と情報の振り返りが容易にできるようにバージョンアップを行った。このように常に改善を行うことでより使いやすいシステムになるだろう。次の課題は参加しやすいシステムにすることである。
参考資料
https://docs.google.com/present/edit?id=0AWdG-sN9Jc9XZGNoZnM5bW5fNWRnc3Z4OWc0&hl=ja
5 まとめ
この課題を解決したい理由は本学の学生及び私自身も就職活動の情報が手に入りやすくするということであった。その解決のためにFacebookを使用した新しいシステムを用いて解決を目指した。このサイトは未だによりよくできるところがあるためフィードバックを参考にしてさらに改善していきたい。
6 グループワークの感想
私がグループワークで大切だと考えたことは目標や課題は、段階を踏んで設定するべきだということだ。共通の大目標の前に個人ごとに違う小目標があることで集団で仕事をしているメリットを最大限発揮し、問題を解決できるということをこの活動を通して学べた。
また私は当初違うグループに属していたのだが、合流する際に小林さんと原田さんにとても温かく迎えていただいた。そのことには感謝しきれないほどに感謝している。このテーマ設定はとても面白いものであったためグループの全員が高いモチベーションで作業をしていた気がした。しかし、私もFacebook上のページにおける管理者の一人であったが情報の収集だけを行いあまり目を向けていなかったことが反省点である。これからもこのページの運用は続けていきたいので反省して運営に取り組みたい。
グループ2 共通のスライド
7 授業の感想
授業を受けて最初の内は1年生のころから内容が大きく変わったため、正直なところあまりこのやり方になじめなかった。また、毎週レポートを提出というシステムは私にとって大きな負担でもあった。しかし、授業を進める中でこの授業で得られたものは聞いているだけの他の授業とは比べ物にならないと気づいた。特に課題を見つけて解決するという能力はこれから社会に出た際に必要となるだろう。そして、論文そのものよりもプレゼンに重きを置いていた(少なくとも私はそう思った)授業であったため、いいプレゼンとは何かを考えさせられた。私のプレゼンはきっと退屈なものであっただろうが、これから先生のおっしゃっていた「エレベーターの中で商品を売り込む」といったような短い時間ですっと伝わるプレゼンを目指していきたい。
集団で問題を解決するグループワークを行う機会は今までほとんどなかったためメンバーと協調し自分がその中で何を貢献できるかという経験は貴重だった。また、先生は私たち学生の疑問や意見を聞いて分かりやすく返答や代案などを出していて私としてもとても信頼することが出来た。