春寒「台本を読もう会」


チェーホフの妻オリガが書いた、夫チェーホフ。


オリガさんは、モスクワ芸術座の女優さん。


モスクワ芸術座の新作として「三人姉妹」を書いてきたチェーホフ、


初めて読んだモスクワ芸術座の劇団員がボロクソに酷評してる様子が残っています。


「これは、脚本じゃないね、ただの筋書きばかりだ・・・」とか言ってます。


チェーホフは、戸惑ったような微笑を浮かべ、神経質な咳払いをしながら歩きまわる、とも。


そんな事言われたら、そりゃ落ち込むよ、チェーホフも。


この時代、ゴーリキーの「どん底」

ドストエフスキー の「カラマーゾフの兄弟」など、


骨太な戯曲のオンパレード。


十月革命とロシア革命の、そんな時代、


「三人姉妹」のラストのセリフ

「100年後の人々が私たちの苦しみ、悲しみを思い出すわ」なんて悠長なこと言ってられなかったのかな。


落ち込むチェーホフから続いて、

俳優座の、かつての名優たちの【伝説の出トチ話】になりまして、


先輩方から直に聞く俳優座の名優たちの舞台中のトンデモナイエピソード。


やらかしてるなぁ名優もゲラゲラ