厚生労働省が公表しました
「職場のパワハラ防止対策についての
検討会報告書」
によりますとパワハラ予防においての
実効性のある対策を進めるためには
防止すべき具体的な行為を念頭に置いて
対象を定めることが望ましい
その結果冒頭で解説しました
3つの定義が生まれたのです。
職場のパワハラにおける最大の問題点
働く従業員の心身の安心安全を脅かし
本来の業務に専念できなくすることです。
実際に職場パワハラが職場や企業に
与える影響について調べましたら
「職場の雰囲気が悪くなる」
と回答した比率は90%
超えていることがわかりました。


職場におけるパワハラが
及ぼす影響
  • 職場の雰囲気が悪くなる 93.5
  • 従業員の心の健康を害する 91.5
  • 従業員が十分に力を発揮出来なくなる 81.0
  • 人材が流出してしまう 78.9
  • 職場の生産性が低下する 67.8
  • 企業イメージが悪化する 54.1
  • 訴訟等による損害賠償等金銭的負担が増える 45.7
  • 特に影響は無い 0.2
何よりもパワハラは被害者だけではなく
周囲にいる従業員にも影響を与えます
直接自身が受けなくてもメンタルヘルスの不調を訴える人が出てきてしまいます。
そしてパワハラが問題視されニュース
SNSで取り上げられてしまうと
企業イメージがマイナスとなります。
入社を希望している人が
「こんな会社で働くのはイヤだ」
この様に周りに与える影響も
大いにありますね。

パワハラが生まれる
職場とは
ではパワハラが発生する職場とは
どんな職場なのでしょうか?
共通する特徴としては
「上司と部下のコミュニケーションが
少ない職場37.3%
最も多く次いで
「残業が多い休暇を取りづらい30.7%
「業績が低下している低調である28.6%
この様な結果が出ています。

パワハラに関する
相談があった
職場に当てはまる特徴
  • 上司と部下のコミュニケーションが少ない 37.3%
  • 残業が多い休暇を取りづらい 30.7%
  • 業績が低下している低調である 28.6%
  • ハラスメント防止規定が制定されていない 21.0%
  • 失敗が許されない又は許容度が低い 23.7%
  • 遵守しなければならない規則が多い高い規律が求められている 21.7%
  • 従業員間の競争が激しい個人業績と評価の運動が徹底している 7.4%
  • 職場の雰囲気が砕けすぎている上司が寛容すぎる 8.2%
  • 従業員間の脅かし、からかいが
日常的にみられる13.3%
  • 従業員の年代の偏りがある 27.2%
  • 他部署や外部との交流が少ない 19.3%
  • 中途入社や、外国人等多様なバックグラウンドを持つ従業員の比率が高い 7.2%
  • 従業員が男性ばかりである 17.7%
  • 従業員が女性ばかりである 8.4%
  • 女性管理職の比率が低い 20.6%
  • その他 1.4%
  • 当てはまるものが無い 9.5%
言い換えると
「上司と部下のコミュニケーションご多い」
「残業が少ない」
「休みが取りやすい」
この様な職場では
パワハラが起きにくい=魅力がある職場が
とも言えますね。
「ここで働きたい」
この様に思って貰える職場ではづくりが
重要と言えますね。

次回はタイプ別対応法を学びながら書いて行きます。

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