号外です。
「糖質制限」の食事は実は
既に150年前イギリスで
注目されていました。
その頃イギリスで医師として
活躍されていました
ウィリアム·ハーベイ氏は
生物学者の研究理論を参考に
独自の「糖質制限」による
ダイエット法を考案
「砂糖·パン·牛乳·じゃがいも·ビール等
糖質を抜くのがダイエットに効果的」
という考え方を提唱していました。
彼の患者の1人で肥満に悩んでいた
ウィリアム·バンティング氏は
ハーベイ医師のアドバイスを聞き入れ
何と1年間で20kgのダイエットに成功
バンティング氏が自らの経験をまとめた
「肥満に関する大衆への書簡」を
まとめ自主出版したところ
上流階級の間でベストセラーとなり
同じ悩みを持つ人の救いの手と
なりました。
しかしながら糖質制限の食事法は
その後暫くの間下火となりました。
ところが2000年代に入って
アメリカの医師である
ロバート·アトキンス氏が
低糖質の食事法をベースに考えた
「アトキンス·ダイエット」を
提唱したところ再び大ブレイク
その後イスラエルで
「アトキンス·ダイエット」の
効果が研究されました。
「糖質制限食はダイエット効果が高い」
このことが証明されました。
アトキンス·ダイエットの実践方法
ダイエット開始から2週間は1日の糖質摂取量を
20gに制限その後は少しずつ糖質の摂取量を
増やしながらも1日120g迄に抑える。
特にカロリー制限をする必要はない。
この様な方法だったそうてす。
そして次に他の世界の研究機関ほどう見ているか
繰り返しにはなりますが
糖質が血糖値を上げることは既に共通認識ですよね。
血糖値を上げないことは
健康にポジティブな一面です。
では先ず
①米国糖尿病学会(ADA)の眼とは?
米国糖尿病学会(ADA)発行する
「Life With Diabetes(2014年版)
患者さんへの教育用テキストブック〜」では
次のような事が明記されています。
⇓
三大栄養素をカロリーではなく
血糖値を上げるか上げないかと言う
生理学の視点から分析すると
糖質か血糖値に与える影響に
注目する必要ごある。
②国際糖尿病連合(IDF)の眼とは?
国際糖尿病連合(IDF)が発行する
「食後血糖値の管理に関するガイドライン」
(2007年、2011年)では次のような事が明記されています。
食後の血糖値によって体内で
引き起こされる※酸化ストレスは
※(有害な活性酸素の生成と浄化のバランスが崩れた状態)
糖尿病やその合併症だけでなく
癌や認知症等様々な疾患のリスクを
高める事が判っている。
その為には血糖値を上げない
糖質制限を推奨する。
その他スウェーデンでは2009年に
保健福祉庁が
「LCHF食事療法(糖質制限食)が
糖尿病や肥満の治療に有効」と
認めています。
イギリスでは2011年に英国糖尿病学会が「糖質制限を糖尿病の食事療法ガイドラインの1つとして加える」と記載しました。
今では世界各国で糖質制限食の
医学的効用とダイエット効果が
検証され続けています。
次には日本研究機関では
「糖質制限」をどう見るか?です。
世界の糖質制限への見解は先程上げました
では日本の研究機関の動向も
探って知っておきましょう。
日本糖尿病学会(IDF)では
「糖尿病における三大栄養素の
推奨摂取比率は一般には
炭水化物50〜60%
エネルギー(150g/日以上)
タンパク質20gエネルギー以下を
目安とし残りを脂質とする」
と言う見解が述べられています。
つまり栄養の中心は炭水化物であり
脂質やエネルギーを摂り過ぎ無い事が
糖尿病の治療に重要だという考え方です
日本においては糖尿病の治療も減量も
まだまだカロリー制限食が中心で有ることが現状と言えますね。
しかしながら学会や厚生労働省といった
「権威」
カロリー制限食=健康食といった
「常識」
が絶対的な力を持つ一方で
実際に糖質制限に取り組んだ方々からは
「この食事法によって投薬や
インスリン注射を減らせた!」
「血糖コントロールがやっと叶った!」
「本当に痩せた!」
と言った声が相次いでいます。
糖質制限食の輪は「権威」や「常識」
ではなく人々の「実感」によって
広がり続けているのです。
でこの人々の「実感」で広がる糖質制限
糖質制限のメリットは様々
だからこそ「実感」が得られる!
①糖質制限は、食後高血糖を防ぐので
「糖尿病」の予防と改善に繋がります。
また、内臓脂肪を減らすので
「メタボリックシンドローム」の
予防と改善にもなります。
更に血糖値の上昇を抑え
インスリンの分泌を整えるので
「アルツハイマー型認知症」
のリスクも下げられます。
②ダイエット効果
糖質制限は、血糖値の上昇を防いで
体に蓄積されたエネルギー=体脂肪を
優先的に燃焼させます。
現在では多くのダイエットジム等で
糖質制限食が採用されています。
③過剰な糖質の摂取は、シワやたるみの
原因なることが判っています。
現在、健康でなく美しさを求める
女性からはアンチエイジングの一手として
糖質制限食の理論と実践が
注目を集めています。
ここまでで如何でしたでしょうか?
私もまだまだカリキュラムは
修了致しましたがもっと深く学習をして
多くの方にお伝えが出来るように
精進して参りたいと懐う所存です。
次回は
「糖質と血液、病気の関係性」
について書いてみます。
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