–ブログは2019年10月13日から毎日更新中!–
「noto(〜2010/1/10)」からアメブロへ
《日常レベルから、副業レベルの
カウンセラーになりたいあなたへ》
看護師という仕事上、
体が、まったく動かせない
患者さんのケアに入ることが
よくある。
老人ホームでは一定数、
ALS【筋萎縮性側索硬化症】
(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)
という難病疾患を患う人がいて
この病気は、手足やのど、舌の筋肉や
呼吸に必要な筋肉がだんだんやせてしまい
力がなくなっていく病気。
体がうごかせなくなり、
だんだんと立てなくなり
寝たきりになる。
最終的には呼吸する筋肉も弱り
自力では呼吸もできなくなるもの。
だから呼吸器をつけていたり、
その他全身のケアは必須。
だけど
体の感覚や視力、聴力、
内臓機能などはすべて保たれるもので
意識としてはそのまま
保たれる、辛い病気だ。
カウンセラーとして、
「自己肯定感を得よう」
という話をよくするけれど、
例えば、そのような
体がまったく動かせなくなり
言葉も話せなくなる
病気の人に対して、
自己肯定感を得るような
アプローチとは
一体どういうものなのかと
考えたことがある。
自己肯定感とは、
自分を肯定できる感情。
もし自分がALSになったら
一体、どんな自分を肯定すればいいのか。
もちろん、正解かまったく
わからないが、それに対し
自分なりの答えが出たような
気がした出来事があった。
昔、ある老人ホームで
体が動かせず、言葉も話せず
目線しか動かせない
ALSの男性が
目だけで操作できる
専用の機械を使い、
ある言葉を
パソコンに入力していた。
それは、ある女性看護師さんに
対するメッセージだった。
そのメッセージとは
「○○さん、
ありがとー
げんきでね」
メッセージを送ってもらえた
女性看護師さんは、
その日、退職する最後の勤務だった。
「うそ!嬉しい!!」と
笑顔で僕に報告してくれたっけ。
その女性看護師さんは、
ALSの男性患者さんに
日々、とても丁寧にケアをしていた。
その看護師さんが勤務の日は
毎日ヒゲを剃り、
毎日顔を丁寧にふき、
毎日歯磨きをした。
そして、なにより
「○○さん、おはよう!」
と、必ず、毎回、
明るく声かけしていた。
ALSの患者さんは、
いつもノーリアクションだった。
目線でメッセージを書ける
機械は前からあったけど、
その患者さんがいつも伝えてくる
メッセージは
「からだいたい」
「くるしい」
「じょあつ(除圧)して」
などだった。なぜか
機械を通して、日常的な
コミュニケーションを
とってくることはなかった。
だけど、その女性看護師さんは
毎日、毎日
毎日、毎日
無反応な彼に
笑顔で、声をかけつづけた。
時に冗談も交えながら。
(もちろん他のスタッフたちも
同様の関わりをしていたよ。
でも、その女性看護師さんの
関わり方が、一番だったな)
無反応だけど、それでも
様々なものが、
伝わっていたのだろう。
女性看護師さんが退職する日
その男性患者さんは、はじめて
「○○さん、
ありがとー
げんきでね」
とひらがなで、機械に
文字を入力した。
そして、女性看護師さんが
退職してほんとうに間も無く
ALSの患者さんは、
ついに呼吸が止まり
ご逝去された。
メッセージが入力できる
機械には、残された
スタッフがずっと消さずに
残していた
「○○さん、
ありがとー
げんきでね」
の文字が映っていた。
体が動かなくなってゆく難病
ALS。
それが発症し、
寝たきりになり、
体が動かせず
でも意識はクリアなまま
日々、呼吸する筋力が
弱っていく。
患者さんは、何を思って
ベッドの上で過ごしていたのだろう。
それはもちろんわからないが、
ただ、最期に伝えてくれた
女性看護師さんへの感謝の言葉には
きっと、人間の尊厳に関連する
重要な意味があったのだと思う。
たとえ、自分が
どのような状態になっても。
たとえ体が動かせなくなっても
たとえ犯罪を犯しても
たとえボロボロになっても
たとえ無一文になっても
たとえどんなに
心が、傷だらけになっても
たとえ自分を
見失ってしまっても。
誰かが、目を見つめてくれる。
誰かが、笑いかけてくれる。
誰かが、話しかけてくれる。
誰かが、触れてくれる。
病む前に。
闇に入る前に。
暖かく、優しく、
接してくれる。
大切にしてくれる。
そのような関わりが、
記憶が、
きっと
どのような状態の人にとっても
「存在を肯定されている」
というような、自己肯定感へと
繋がるのだろうと思った。
僕は、その患者さんではないから
わからない。わからないけどね。
だけど、
自己肯定感を育む関わり方とは
成功体験を積み重ねるとか
ポジティブ思考になるとか
心理学を勉強してもらうとか
だけではなく
もっとシンプルで
もっと根本的な
その人の存在に気づき
その人の存在に微笑み
その人の存在へと
声かけをするような関わりが
当たり前のように、
必要なのだと思って
僕は、カウンセリングの際
誰にでもできるよう、
心がけている。
僕らの多くは
「こんな私なんて」
「どうせ私なんて」
と考えがちで、
自己肯定感が低い。
そうなった理由は、
人それぞれあるだろうけれど
もしかして
そこに共通する点が
あるとしたら、それは
「私という存在を
大切にしてもらえなかった」
という記憶なのかもしれない。
そう思うから、
僕は
人を大切にしたいと
思っている。
気づかれないような
シンプルな事かもしれないけれど
カウンセリングの
アプローチ以前に
人の存在を、
暖かく、
そしてしっかりと、
認識するようにしている。
大切だから。
大切にしたいから。
大切にされたかったから。
以上、よしでした!
ここまで読んでくれて
ありがとう٩(ˊᗜˋ*)و!
ーーーーー
「次は、あなたが誰かを癒す人になる」
日本オリジナルセラピストアカデミー銀座
※受講生様、随時募集中!
日本オリジナルセラピストアカデミーは
次の“5つ”のうち、1つでも“必要だ”と
感じる方のための社会人向け
心理カウンセリングスクールです。
✔️自身の心のセルフケアと他者の心を察する力。
心理カウンセラーが履修する“基礎心理学”
✔️“実践カウンセリングの技法”習得および
“日常コミュニケーション能力”の向上
✔️「このままで良いのか?」「自分を忘れたくない。」
自分自身の《在り方(今)》と《これから》に
真剣に向かい合いたい方の為の“時間の確保”
✔️カウンセラー/セラピストとして
活動するための“ノウハウと「私だけ」の専門性”
✔️否定は禁止。「肯定」をベースとした、
声かけをし合える教室という“居場所”
“以上、5つのうち1つでも、
必要性を感じた方へ”
心理カウンセラーを目指す方も、
つい、自分のこれからの生き方を
真剣に考えることを
後回しにしてしまってきた方も、
日本オリジナルセラピストアカデミーには
「あなた」に集中する「環境」があります。
ーーーーー
代表:よし 【Facebook/Twitter】
当校所在地《銀座てらす》
東京都 中央区銀座1-20-11 銀座120ビル4F
※SNSの友人申請はメッセージを添えて
下さいますようよろしくお願い致します






