青い海が見たくなったら、つい、沖縄に行くようになっていた。
 
 
飛行機に乗って、2時間で、青い海、いつもと違う文化や味覚に出会えるのが、楽しかった。
 
 
 
何度も沖縄に行くうちに、ソウルメイトと呼べるような人とも出会い、人と触れ合う楽しさもあった。
 
 
 
なので、南紀は、近いのに遠い場所になっていた。
 
 
 
でも、今回は、新大阪から「くろしお号」に乗って、南に下る。
 
 
南紀に行くのだ。
 
IMG_0601.JPG

 
手前の座席の頭乗せカバーが、ピンクなのは、女性専用シートのしるし。
 
 
あらかじめ、指定して予約をしておけば、取れる席だ。
 
 
 
あの、サンダーバード号の、忌まわしい事件があって、作られるようになったのだろう。
 
 
 
正直、私は、あの事件以降、サンダーバード号には、いまだに怖くて乗れないでいる。
 
 
 
 
ちなみに、この女性専用席は、12席ほどだが、実際には、ヒョウ柄姿の大阪のおばちゃんたちのグループが、ビールを飲んでいたりして、男性が近寄れる雰囲気ではない。
 
 
 
若い女性が一人で乗る場合には、ぜひ、この女性専用席を指定してもらいたい。
 
 
 
まぁ、そんな、騒がしくも安心な中、うたたねをしていると、列車が海沿いを走り出す。
 
 
 
マリンブルーの海だ。
 
 
沖縄に行くより、時間がかかるけれど(3~4時間)、こんな景色が本州にあるなんて、いいではないの。
 
 
 
最近、辺野古移設の問題で、私も少し、沖縄と距離を置きたくなってきていたのだ。
 
 
私も、わからないなりに、それが普天間移設の最善策ではないかと思っていたが、
 
 
何だか、ただただ反対とばかり言われると、じゃ、もう米軍はグァムに行ってもらって、琉球は中国の属国になってしまったらいいのかな、という気分になってきたのだ。
 
 
いや、正直言うと、この話に、あまり関わりたくなくなってきたのだ。
 
 
 
ちょうど、日本は嫌いだ嫌いだと言い続ける韓国と、関わりたくなくなってきたみたいに。
 
 
 
話がそれたね。
 
 
 
そんな事を考えながら4時間も「くろしお号」に乗っていると、窓の外は、こんな青い海が迎えてくれているのでした。
IMG_0596.JPG