シドニーのアイスコーヒーが、普通ではない、という話は聞いていた。

 


 

コーヒーをそう飲む方ではないけれど、せっかく来ているのだから、というわけで、いくつかの店で頼んでみた。

 

 

 

頼んでわかったのは、店によってアイスコーヒーが違うという事。

 

 


といっても、日本に住んでいる我々にはどういう事かわからないだろう。

 

 

 

なので、私が試した4件を解説。

 

 

 

 

まず1件目は、ロックスにある、VINTAGE CAFEでのアイスコーヒー。


今夜の晩餐は、きつねうどんで。-アイスコーヒー


これが、ちょうどコーヒー牛乳を凍らしてからフラぺチーノにしたような、甘くてミルキーでとてもおいしくて、すごく気に入ってしまった。

 

 

値段は5,9ドルほどで、オーストラリアの物価はもともと高いのだけれど、このおいしさだったら充分と思って満足した。

 

 

 

後から考えると、ここでのアイスコーヒーが、シドニーで一番だった・・・・・・




  

 

 


次に試したのが、ハイドパークバラックスのカフェ。

 

 

ここでのアイスコーヒーは、テイクアウトで6,5ドル。

 

 

高い・・・・・・

 

 

ここでのアイスコーヒーは、ただの熱くないコーヒーに、アイスクリームをいれただけのもの。

 

 

甘みもないし、ミルクもない。


 

なんだこれ・・・・・

 

 

なんで、アイスクリーム入りコーヒーとかいう名前になってないんだ・・・・?

 


もう店を出てしまっていたので、アイスクリームをぬるいコーヒーに溶かして、甘みとミルク感を出したが、なんだかしっくりしない感が残った。

 

 

 

 

次に頼んだのは、あの世界一の朝食で有名なビルズ。

 

 

ここでのアイスコーヒーは、すでにミルクの入った状態だったが、甘みがなかった。

 

 

でも、困った顔をしていたら、ちゃんとシロップを持ってきてくれて、ここではおいしく飲む事ができた。

 

 

 

 

最後に頼んでみたのは、ここも有名な、カフェシドニー。

 

 

ここからはハーバーの景色が見渡せて、本当に素晴らしいのだけれど、今回のシドニー旅の中で、一番私のへたへた英語が通じなかった。

 


通じなかったうえに、一番聞き取りもできなかった。

 

 

最初にお茶だけでも構わないか?というのは、何とか通じた。

 

 

で、アイスコーヒーを頼んだが、私には、「I don`t have ice coffee」

と返事されたように聞こえた。

 

 

でも、ちゃんとアイスコーヒーは来たので、私はいったい何と言われたのか、いまだにわかっていない。

 

 

やってきたアイスコーヒーは、ミルクがすでに入っていて、上にココアがふりかけられたもの。

 

 

でも、甘みがない。

 

 

シドニーでは、シロップは頼まないと持ってきてくれないと学習した私は、店の人に、シロップを頼んでみた。

 

 

これがさっぱり通じない。

 

 

Rの発音がLになっているのかと思い、恥をしのんで何度もシウォップ、とか言ってみたが、どうにもわかってもらえない。

 

 

しょうがないので、シロップと言うのはあきらめて、私はこのアイスコーヒーを、甘くしたいんだ、と言ってなんとかなった。

 

 

やれやれ、という感じで持ってきてくれたシロップは、なんとなくレモン風味がするような。

 

 

もしかしたら、私が頼んでから、このシロップを作ったのだろうか・・・・・?