さて、和歌山電鉄の、いちご電車、たま駅長には、ノート、Tシャツ、絵葉書等々、各種のグッズがある。
それは、通信販売でも買えるのだけれど、今回は、せっかく現地に行くので、唯一購入できる伊太祈曽駅で買う事にした。
しかし、今回は、かなりタイトなスケジュール。
伊太祈曽駅で取れる時間は、15分。
私の事前のイメージでは、伊太祈曽駅に電車が着くやいなや、ダッシュで電車を降り、陸橋か何かを渡り、駅の前にある、和歌山電鉄本社ビルに駆け込む、という算段。
しかし、グッズショップは、ビル内のどこにあるかがわからない。
ビルに駆け込んで、ショップを探すのに、どれだけ時間がかかるかが、勝負所かな、なんて考えていた。
貴志川線の電車は、2両編成。
降り口は、前方車両の前方ドアのみ。
これは、乗ってから初めて知った。
なので、最初は、後方車両でのんびりしていたが、伊太祈曽駅が近づくと、私は前の車両に移動した。
駅に到着すると、私は、持っていた一日乗車券を、運転士さんに見せて、ホームに降りた。
降りたら、すぐに本社ビルに駆け込まなくちゃ、15分しかないんだから・・・
しかし、ホームの向かいには、たま電車が入ってくる。
あ、たま電車だ!
しかし、今は時間がないから、たま電車に感激している余裕はない。
たま電車が入線し終えるると、私は、急いで駅ビルへ・・・・・
が、そこに、駅ビルは、なかった。
ん・・・・
でも、まぁ、急がなきゃ。
線路を渡って改札に行く。
駅前に、特に目立つ建物は、なし。
和歌山電鉄本社は、どこなんだ?
小さな改札口に、グッズが少しだけ並んでいるので、思い切って、聞いてみる。
「グッズは、どこに売っていますか?」
「ここです」
和歌山電鉄本社というのは、伊太祈曽駅の駅舎内にあり、グッズは、その小さな改札口で売っているのだ。
現地でグッズを買いたいと思っている皆様。
グッズは、駅員さんが、改札業務の合間に、販売してくれます。
なので、乗降客がいる間は、お客さんが通り終えるまで待ちましょう。
それから買い物をしても、時間は充分あります。