まずは、特急列車の中に、コモンスペースがある、という事に、驚いた。

 

列車は、なるべく多くの人が座れるよう、空間を無駄なく座席配置するものだ、という固定観念があったからだ。

 

 

しかし、九州の特急列車には、共有できるスペースがある。

 

しかも、特急「かもめ」の2号車には、ギャラリーと言ってよい、センスのよい空間が。


今夜の晩餐は、きつねうどんで。-かもめギャラリー


実は、このギャラリーの、円形部分の内側は、車椅子使用可のトイレになっているので、無駄な空間、というわけではない。

 

でも、こんな贅沢な空間が、列車の中にあるなんて、衝撃だった。

 


 

以前の九州旅行の際、何種類かの「かもめ」に乗り、2号車のコモンスペースの写真をいくつか撮った。

 

これからしばらく、それを載せてみたいと思う。

 

 

実は、このギャラリースペースの写真を撮るのは、少し難しかった。

 

というのは、まず、特急「かもめ」は、振り子走行をする為、走行中は揺れが激しく、停車中しか撮影できなかった事。

 

そして、このスペースは、やはり心地よいため、たたずんでいる人が結構いた事。

 

ただ、私が写真を撮ろうとすると、どうぞ、と譲ってくれる人もいた。

 

九州の人たちも、我らが特急列車を撮影しようとする人がいる事を、嬉しく思ってくれているようだ。

 

 

さて、まずは、先の「凧」のギャラリー。

 

今夜の晩餐は、きつねうどんで。-かもめギャラリー

墨字でこんなふうに書かれて、旅情が高まらないわけはない。