ベスビオ鉄道で、ナポリから1時間20分。

 

列車は、ソレントに到着です。

 

 

ソレントから、SITAバスに乗り換えて、ポジターノを目指します。

 

ソレントの駅から、道路の向かいに、ポジターノ・アマルフィ方面行きの、バス停がありました。

 

が、時刻表を見ると、次のバスは、3時30分。

その時、2時25分でしたから、1時間待たないといけないよ・・・

 

回りの人たちも、あ~あ、という表情。

 

レンタカーで、さっさと行く人たちが、うらやましかった・・・

 

 

でも、現地でのレンタカー利用は、運転に自信のある人にのみ、お勧めします。

 

だって、アマルフィ海岸を巡る道は、右へ左へとうねり、すぐ脇が崖の狭い道があり、場合によっては、すれ違いの為に、長い距離をバックしないといけない・・・

 

脇が崖の、見通しのきかない狭い坂道を、延々バックするなんて、怖すぎる・・・・

 

さらに、駐車場が、どこも非常に少ないので、縦列駐車を必ずやる事になります。

 

あ、もちろん、イタリアは車が右側走行です。

 

 

まぁ、そんなわけで、ソレント駅で、1時間待ちました。

 

出発時間まで、ソレントの町めぐりをする事も考えましたが、SITAバスが、時間通りに出発するのか、わかりませんでしたので・・・

 

SITAバスは、時間通りじゃない、という説ですが・・・

 

始発は、さすがに「ほぼ」時間通りです。

 

「ほぼ」と言うのは・・・

 

今回、3時30分発のバスは、待っていた乗客を乗せたら、すぐ発車したのです。

 

だいたい、3時27分くらいでした。

 

 

ですから、ソレント駅で、バスの待ち時間ができた場合は、町めぐりをしてもよい。

但し、10分前には、バス停に戻る事。

で、あります。

 

 

バス乗車時に、「ポジターノに着いたら教えて」と、運転手さんに、イタリア語で言って、さて乗車。

 

バスは、すぐに、海岸沿いの、眺めのよい道を走ります。

 

 

その写真が、ないんです。

 

なぜなら・・・

 

バスに酔った・・・

 

バスは、右に左に、グイグイ曲がり、胃の具合がヘロヘロに・・・

もう、景色も見たくない・・・

 

 

SITAバスの運転手は、運転うまいのです。

 

あんな、曲がりくねった狭い道を、走るのですから。

でも、酔い止め薬は、飲んでおきましょう・・・

 

 

そして、夏場なら、ポジターノ・アマルフィ方面へは、船で行く事ができます。

 

船がある時期なら、船で行った方が、きっと楽なはずです。

 

でも、シーズンオフである、この時期は、船便がなくて、SITAバスに乗って行くしかないのですねぇ。

 

 

ソレントから、バスで1時間ほど乗った頃、運転手さんが、「ポジターノ」と言ってくれました。

 

グラッチェ!

 

降ろされたのが、ここです。


ポジターノバス停

はて、ここから、どう行ったらいいんかいな・・・?

 

 

もし、あなたの泊まる宿の住所が、「Via Pasitea」なら、目の前にある坂を、下りて行けばよいです。

(写真で言うと、左上方向)

坂の途中の、どこかに宿が、あります。

 

このバス停から、降りていく坂が、「Pasitea通り」なのです。