もし、これがうまくいったら、お勧めしようと思っていました。

 

それは、ローマ早朝散歩。

 

 

皆様、ヨーロッパへ行くと、時差ぼけで、朝早く目覚めませんか?

 

そんな時、散歩をすれば、観光客もいなくて、スリにもあわなくて、ゆったり観光できるのではないか・・・・

 

私、試してみました。

  


 

結論から言いますと、お勧めできません。

 

私、道に迷いました。

 

結構、大変でした・・・

 

 

 

ローマ到着日は、夜10時頃に、就眠。

 

夜9時には、どこからか鐘の音が聞こえ、いやぁ、ローマにおんねんなぁ、と感動しきり。

 

ちゃんと、10時に寝れましたから、こりゃ、時差ボケなしだな、よかったよかった、などと思っておりました。

 

 

しかし、現地時間通りだったのは、寝る時だけ。

 

深夜2時(日本時間朝10時)には、目が、パチコーン、と開いてしまいました。

 

わ、まだ深夜だ、寝ておかないと、明日は列車で南に行くのに、しんどなってまう、寝んと・・・

 

と思えども、脳の方は、すっかり覚醒しております。

 

ついでに体の方も、便意を催したりして、すっかり朝状態。

 

夜明けまで、まだだいぶあるのに、うぅむ・・・

 

 

そして、私は、ローマ早朝散歩をするべく、ガイドブックを取り出しました。

 

静まり返った、深夜、ガイドブックを熟読し、完璧なる散歩ルートを作成し、それでも、あまり早すぎるのはまずいかな、というわけで、朝5時に、散歩開始。

 

実は、この時、外は雨。

気温も10度ない、寒い状態でした。

 

しかし、短いローマ滞在時間の中、この、ばっちり元気に目覚めている体を、使わない手は、ありません。

 

 

寒い、寒い、と思いつつも、人のいない中、暗いローマの町を歩くのは、結構楽しかったのです。

 

最初の1時間位は・・・・・

 

 

その後、私は、道に迷い、結構大変な状態になりました。

 

 

今、ここで、問題・反省点を並べてみたいと思います。

 

 

まず、

 

1)ローマには、目印がない。

 

皆様、私、知りませんでしたが、ローマって、歴史的、重厚建築物だらけなのですねぇ。

 

ですから、そういった物は、目印には、ならない!

 

広場、噴水、塔、彫刻のたぐいは、町中に沢山あって、どれが何だか、よくわかりません。

 

地図を見て、あの広場を左に、なんて考えていたら、失敗します。

 

もし、どうしても、噴水を目印にするなら、噴水の中に作られてある、彫像の形を覚えておく必要が、あります。

 

 

町中に、「トレビの泉、あっち」みたいな、札も、たまにはあります。

 

でも、この札、単に矢印がしてあるだけ。

 

矢印通りに行っても、先で道が分かれていたりして、やっぱりわからない・・・・

 

 


2)暗いうちの散歩は、目印が見えない。

 

早朝、暗いうちの散歩は、人が少なく、スリもいなくて、確かによいです。

 

しかし、回りがよく見えないのが、痛い・・・

 

それは、単に、景色が堪能できない、というだけでは、ありません。

 

看板、目標物が、よく見えないのです。

 

私が、途中、暗闇の中、道に迷ってあせっていた広場には、大きな道路があったのですが、実は、その道路の先には、コロッセオがありました。

 

日中なら、そのコロッセオが、道の先に見えるので、すぐに地図と照らし合わせられて、場所がわかったのです。

 

しかし、暗かったから、唯一無二の、大目印となる、コロッセオが、見えなかった・・・・

 

 

そして、三つ目の問題・反省点。

 

これは、明日にでも、書く事に致しましょう。


ローマのどっか噴水


ローマの、素晴らしい、彫刻と噴水です。

 

あぁ、しかし、どこの何と言う噴水だかは、わかりません。