4年前、村上の「人形さままつり」に行った時、ちょっと印象的な料亭があった。

 

普段は、料亭の中に入る事はできないが、その時は、展示してある人形の見学という事で、中に入る事ができたのだ。

 

 

古い建物の料亭の、玄関を入った所に、人形が飾ってある。

 

上がってよい、との事で、上がって、座って、人形と古い建物の雰囲気を、ゆっくりと味わった。

また村上に行く機会があれば、あの、味わいのある、古い建築を見たい、と思っていたが、残念ながら、店の名前を忘れてしまっていた。 

 


 

さて、今回の村上の旅は、親同伴である。

 

老親を、あまり歩き回らせる事はできないので、昼食は、ネットで調べて予約しておいた店で、取る事にした。

 

 

その店に行く途中の、道の曲がり具合で、私は、今回予約した店が、あの時の印象に残った店であると気がついた。

 

 

そう、道の様子で気がついたのである。

 

店じたいは、以前と様子が変わっていた。

 

 

その店、「新多久」は、先年、火事で消失し、建て治されていたのだ。

 

 

新しい「新多久」は、日本的で、かつモダンな感じの、スタイリッシュな料亭になっていた。

 

以前の、歴史の重みのある感じとは、随分違う。

 

しかし、こういうかっこいい和テイストって、心地よい。

 

ちなみに、下の写真は、「新多久」さんの、手洗い所の洗面台だ。

何ともおしゃれなので、つい撮ってしまった。

 

 

ここは、ランチなら、1600円からある。

 

席数は、そんなに多くなにので、予約をしていくと、よさそうだ。

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