四日市に行って、あぁ、と感動した事がある。

 

町から西に向かって、御在所岳をはじめとする、鈴鹿山系の山並みが、望めるのだ。

 

西に山並みが連なる景色は、六甲山系を西側に見て育った私には、故郷を思わせる情景だ。

 


  

さて、御在所岳は、近鉄電車とバスを使って、四日市から簡単に行ける。

 

が、観光地というよりは、結構、険しさを漂わせる、本格的に山に来たという感じのする山だ。

 

 

そんな、本格的な雰囲気の山並みが、町から見える。

 

 

この景色、冬に見ると、なおよい。

 

山々の麓に、雪が降り積もっているのだ。

 

 

雪景色の山々が望める町なんて、日本中に、実はいくらでもある。

 

しかし、工業の町、公害で有名になった町が、こんな景色を有している、というそのギャップに、私の心は、射抜かれてしまったのだ。