9月16日

 日本や中国では中秋の名月なんて、浮かれてたら海の向こうからはわけのわからないお化けみたいなニュースが飛び込んできた。

 リーマン証券とやらがぶっつぶれたとか。なに、どっかそこいらの会社がつぶれたんだろうくらいに思ってたらとんでもない。負債総額ざっと60兆円あまりと聞いて、ビックリ仰天。

さすがアメリカ。やることが違う。60兆円と言えば、もう少しで日本の国家予算に近い。

これこそ、オドロキ・モモノキ・サンショノキである。

 会社がたった一つつぶれて、損害が日本の一年間の国の予算に近い!目の玉が飛び出るほどの損失である。おまけに、この会社の倒産のあおりで、世界中の株価がまたまた大安売り。

全世界の損失額はと言えば、おそらく天文学的な数字になるだろう。

 サブプライムとやらに始まった今回の世界経済の大混乱。こんなニュースがこの壮大なドラマの最終章なら、まあ我慢ができるが、これが終わりの始まりなんてことになると、どえらいことになる。

 オバマ大統領候補は1929年の大恐慌に匹敵する大経済事件だと言ってるけど、なんとか治まるめどを早くつけてもらわないと、日本も大波をかぶることになるかも・・・

 一方では、あれほど勢い良くあげていた石油の値段が暴落。これはまことに結構なことだが、一説に寄れば、近々に又、値上がりを始めるだろうとか。

 防御手段を持たぬ我ら庶民はただひたすら、押し寄せる大波に揺られ、沖に岸にとあわてふためくのみである。歴史のうねりとはいえ、いつの時代も犠牲になるのは名も無き庶民であることはまちがいないようだ。