福島原発第1で5日、またまた、停電とか。3月18日に電源盤にネズミが入って、停電して大騒ぎしたばかりなのに、また同じような事故を起こしたそうだ。
まあ、それも仕方ないだろう。何しろ、東京電力という会社は、電気のことについては全くの「素人」の会社だから、責めるわけにもいかないだろう。電気のことはよくわからないので、どうなったら停電になるとか、あるいは停電になったらどうやったら復旧できるか知らなくても当然だろう???
とまれ、冗談は顔だけにしてくれと言いたい。ふざけている場合ではない。
電気のプロ中のプロ。その会社が停電の原因を丸一日も突き止められなかった。かと思えば、またまた同じミスを引き起こした。これが、笑いごとで済まされるわけがない。
まさか、「日本には、いや福島にはネズミはいないものだと思ってました」なんて言うわけでもなかろうに。
ヘビが電線に絡まったりして、停電になることもある。先日は何かの鳥が巣を作るためにくわえてきた針金が電線に引っかかり停電したこともあると聞いた。ネズミの一件だって、当然想定することは、中学生にだってできるのではないだろうか?
問題は、このような停電が長引けば、24時間絶えず冷却を続けていかなければならない使用済みの核燃料棒の冷却装置がストップすることにある。そうなると、またもや高濃度の放射能を広範囲にまき散らすことになり、さらにはその使用済みの燃料棒格納プールに近づくことすらできなくなるかもしれない。
そうなると、関東一円に汚染は広がるかもしれない。
ことほど左様に今回の事件は重大な問題をさらけ出した。
安全だ安全だと宣伝しながら、たかだかネズミ一匹のために、何百万人にも及ぶ人間の生活が脅かされる可能性があるということだ。すなわち、原子力発電所の恐ろしい欠点である。科学の粋を集めて、人間社会に大いに貢献すると言いながら、実はまことに単純なところに恐ろしい欠陥を持っていることが証明されたとも言えるだろう。それでも、原発を推進したいというのは、いったいなぜだろう?