それはいつも、日常だった | ツギハギダイアリー Version2.0

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輝いているフリをする、そんな生き物ばかりいる

いつも通り、コンビニのバイトに行ってきた。



今日が、最後だった。



4年前の5月、引っ越してきて約1ヶ月経った頃から

働き始めた。


当時は自分以外にも2人バイトがいて、週に2回ほどしか入っていなかった。

ところが、1年ほど経過し、その2人が辞めてしまったため、

バイトは1人に。

一時はクルマを買うために毎日のように働いた時期もあったし、

シフトというよりは、好きな日に勝手に入る、そんな自由度があった。


一時期、女の子が1人入っていた時期もあったけど、

それも長くは続かず…


そーいえば、その女の子目当てに来たのであろうお客さんが入り口まできて、

自分の顔を見て「なんだ今日はお前か」という表情をしてたっけ。

しょーもない。


基本的にいつも1人で店番をするので、直接の支障はないのだけど、

やはりバイト1人は心細い。

きっと店長はそう思っていたことだろう。


最近になって、新人がやってきたことがとても嬉しい。

できるだけ長く続けてやってください、存続のために。



4年間で、いろいろあった。

愛知万博でトルコから派遣されてきていた人たちと交流を持つことができたり、

レジからお金を盗まれたり、

万引きを摘発したりと。


比較的常連さんが多いので、

毎日来てくれる人とはレジで軽く話をすることが日課だったし、

「おい、今日は元気ねぇーなぁ」

と指摘してくれる土木のおっちゃんもいるし、

自然と生まれるコミュニケーションが楽しかった。



お世話になりました。

今後は客として、朝会社に行く前に利用させてもらいます。

カッターシャツのクリーニングもあるし。



給料はまだもらってないけど、

帰るときに店長からもらった風来坊の手羽先が、

いつももらう時よりも、なんとなく美味く感じた。



最近はセブンイレブンが大攻勢をかけてきていて、

周辺にも新店がぞくぞくとオープンしている。


「お前がいるあいだに潰れなくてよかった」


そんなこと言ってないで、これからも頑張ってくださいね、店長。

たとえ名古屋から引っ越したとしても、時々ふらっと寄りますから。



本当は、ユニフォームを返却しなければいけないのだけど、

なんだか名残惜しくなって、

いつも通りロッカーのハンガーにかけて帰ってきてしまった。



日常の風景よ、さよなら。