暑い暑い令和4年8月1日のスタートとなりました 
皆様、この暑さと湿気の中、体調はいかがでしょうか。
日々の食事、睡眠、運動など生活習慣の養生（体調管理）がより大切となってきます。外の環境が変われば変わるほど、それに対応すべく、自分の身体や心の状態をその変化に対応させるように強化していくことが大切です
東洋医学は養生（予防）の医学ですので、前もって養生を日頃から行い病気や体調不良を予防することを得意（本意）とします。
鍼灸も養生をサポートしていく一つの方法ですので、どうぞ不調の際は、どんな些細なことでも結構ですので、ご相談くださいね
さて、令和4年8月の当院施術スケジュールをホームページにて更新しました。
ご覧いただきまして来院計画をたてていただきましたら有難く思います。
令和4年の8月1日は何か様々な感情が入り交じった日となりました。
8月1日 一番乗りの患者さん
暑い日でしたが、今年に入ってよく通院していただいている患者さんがお帰りの際、当院玄関を出たところで転倒。ヘンな音がしたので「まさかっ！」と思い、何名か患者さんが待っていましたが駆け寄ったところ、足を何かにひっかけたようで倒れているのを発見。
あ～～～～～～（心の声）と思いましたが、手をついて転んだようで顔や唇から出血があり頭を打ったかもしれないな～という状況。意識、受け答えはしっかりしていたので、気持ち悪さや吐き気、フラフラする感じはないかを、手首から腕のテーピング固定の応急処置をしながら確認。
頭を打っている可能性と、手首の骨折、肩の傷害がある可能性があるので、すぐに主治医の整形外科で検査をしてもらうように伝える。歩行には問題なく、お家が近かったので、ご自宅へ入るのを確認して治療に戻りました。
何が起きるか分からないな～。スポーツ傷害、スポーツトレーナー学を学び、簡単な応急処置ができたことは良かったです。
また、鍼灸マッサージ師は必ず入っておかなければならない賠償保険制度に入っていて安心しました。私の責任云々ではなく、そのような場合、すぐに相談できる所があること、何かあった場合は迅速に対応していただけること、これは医療を行うもにとって必須だなと実感しました。
妊活で来院されている患者さん
午前はそんなわけで慌ただしく過ぎていきました。
午後は、妊活で来院されている30代の患者さんから体外受精4回目（凍結胚移植）での妊娠報告をいただきました
まだまだ不安な部分はありますが、これからも鍼灸治療を継続し、不安がなくなる段階まで行い妊娠継続からの出産に進んでいただきたいと思います。
当院への鍼灸治療は約1ヶ月ほどでしたので、この妊娠に鍼灸がどれほど関わっているかは分かりませんが、患者のストレスや不安を取り除くという意味では大きく関われたのではないかと感じています。
お世話になった恩師の旅立ち
星稜高校野球部に在籍していた私。
折しも、第104回全国高校野球選手権大会（夏の甲子園大会）に星稜高校野球部が出発する前日、星稜高校野球部元部長の本田 実 先生がご逝去されたということでお通夜に参列しました。
69歳のご逝去は少し若いですが、先生の父母の旅立ちを続けて送り出され、お子さま3名に多くの孫に囲まれ、お顔を拝見した際は闘病の大変さとともに、目元、口元が微笑んでいるように見えて、最後は心から魂から幸せだったんだろうなと熱いものが込み上げてきました。
本田先生は、山下智茂 元監督がつくってきた星稜高校野球部黄金時代を陰に日向に支えてこられた人物でした。教師としても学校で教える勉強だけではなく、社会を歩んで行く人としての、心づくりや人間づくりに力をいれて教育された熱い魂を持たれた先生でした。
渋い低い声で、声を荒げること少なく、選手たち部員を諭すように言い聞かせる説教は説得力があったのを覚えています。あれから35年ですけど。笑
陸上出身の先生で野球は素人なれど、ノックなども一所懸命に取組み、山下先生ともう一人の部長である野村先生が内野と外野でガンガンノックされる中、サイドでピッチャーや野手にノックを魂をこめて打つ姿もすごく印象に残っています。
星稜高校野球部、前半の黄金時代は本田先生のアシストがあったればこそと私は思っております。
心からご冥福をお祈りさせていただきました。
令和4年8月スタートは、驚き、喜び、悲しみなどが入り乱れた印象深い一日となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます