ラダ母ことレー在住の上甲サチさんと話してたんだけど。



上甲さんのYouTubeチャンネル
どれもラダックらしさが出ていて癒される☺️

ラダック地方の観光シーズンは夏。
飛行機は年中飛んでるけど、陸路が開通するのは毎年6月。
カシミールとラダックの間を走る道路もいつも開いてるわけじゃない。
冬の声が聞こえ始めたら封鎖される。
とにかく、今年のシーズンは全滅な訳ですよ。

そんなわけで、ラダ母ファミリーの営んでいるラダック専門旅行会社は今季の収入がゼロになったわけで。
自分の家族分は来シーズンまで持ちこたえられるけど、従業員に十分なお金を渡すことができない、と悩んでおられた。
できる限りのお金は渡したけど、それで来シーズンまでやっていけるのか心配だ、と。

それで、みなさん、お金ない、困った、と言ってるんですか?
と聞いたら


それが、ザンスカール(ラダックの山あいの村。ハイレベルなトレッキングエリアとして有名)に帰るから、来年仕事が入ったら呼んでー!それまでお互い元気でいよう!って笑って帰っちゃったんです


て。
お金のことは一言も言わずに!
インドとにかく実家に帰ればどうにかなるんだよね、ホント。
でもラダ母が、来年まで現金収入が全くないのは困るだろうと悩んでいたら、今までラダ母ファミリーに世話になった日本人が任意でドネーションをしてくれて、それが思ったよりもはるかに大きい金額だったので、6人に渡すつもりが20人以上のスタッフに渡せるようになったと。

このファミリーと付き合いは私もかれこれ7年くらいになるし、ラダックに行った時のきめ細やかな手配は、日本人かつラダックのエキスパートでなければできないアレンジだったし、その時のドライバーも本当に愉快で真面目なザンスカール人で。
きっと誰もが彼らに感動をもらったと思っているからこそ、この支援につながったのだと思う。

スマホカメラ修正無しでこの美しさ。

というわけで。
二年も前になるけど、ラダック旅行について書いていこうと思う。
(暇だから…)