まったく飽きずに見ている。
私の競馬史上、いや日本の競馬史上最強馬と言われたディープインパクトが逝ってしまった。
オグリキャップが死んだ時も悲しくて、ずっとマイルチャンピオンシップとタマモクロスとの最後の対決だった有馬記念とラストランの有馬記念の動画を繰り返し見て泣くだけの日々だった。
きっと武豊も泣いてるだろうと思いながら泣いている自分。
あの突然変異の馬が成し遂げた功績と、自分の大学時代が、あのバブルに揺れた激動の自分の学生時代がオーバーラップして、本当に毎晩泣いていたものだが。
あれから約9年経って、こんなに泣く日が来るとは思わなかった。
武豊も泣いたとまた思う自分。
泣いてるどころか、予定キャンセルして社台に向かった武豊に涙……。
驚きと感動を与えてくれたのがオグリキャップなら、ブラッドスポーツの真髄、骨頂を思い知らせてくれたのがディープインパクトなのだ。
この馬の凄いところは、G1レース勝ってる子供が何頭もいることだ。
昨年の香港ヴァース出場予定が直前に取り消しになったサトノダイヤモンド
そしてディープの子といえばこの女傑
日本競馬史上最強牝馬ジェンティルドンナ。
並いる男を蹴散らし、名前の通り貴婦人のごとく微笑みながら勝利する美しい牝馬。
あのオルフェーヴルに競り勝つとは、さすがディープの娘である。
この子、生まれてきたときは、女かよー、って言われたと思うのよね…。
そんな声を一蹴するような、お父さん同様GI勝ちまくり、一番ディープの血を受け継いだであろう馬である。
超名馬の子供は超名馬になるのは、いくら血統が良くても稀で、ディープインパクトの子供は超はこの子くらいだけどG1勝ってる名馬は沢山いるのである。まさに衝撃的なのである。
そしてディープの子に乗った武豊は孫にも乗ってほしい。
最後まで衝撃を与えてくれたディープインパクトは引退後も衝撃を与えてくれた。
100年に一頭と言われたディープインパクトの衝撃が続くのか。
武豊とともに期待したい(笑)