おり3的eラーニング研究所 -32ページ目

Learning-GRID(自分の言葉でまとめ)

Learning-GRIDを自分なりの解釈で。

Learning-GRID はグリッドコンピューティングのアーキテクチャの教育への応用として考えられた。

各所に偏在した、非連続な、非対称な知識を有機的に結合していって、知識の循環を目指す。


知識の循環の例


A大学 - コンテンツその1

B大学 - コンテンツその2

C大学 - 


A大学では、教育コンテンツその1を作成する。

B大学では、A大学のコンテンツその1を参考にしつつ、改良して、コンテンツその2を作る

C大学では、A大学のコンテンツその1をそのまま利用する。


単一の知識が、再利用されたり、改良・再生産される。


●技術的な課題。

・知識を利用者が、簡便に任意に引き出す方法。(知識の体系化、検索ロボット)

・求める知識がどこにあるのか?(GRID毎の知識リソース情報の共有、クラインとがネットの海から探索してくる)

・コンテンツの権利関係の整理、管理

・知識をどうやって学習可能な教材にするのか。(明文化できる知識のみならず、暗黙知の分野は?)


Learning-GRID の必要性

高度情報知識社会においては、その根本をなす知識それ自体のライフサイクルや変化がきわめて急速化しています。その為、個人のみならず組織として知識を獲得し、生み出し、価値を付与し、それらを共有・再利用する社会的・技術的基盤が重要になります。

しかしながら、そこで求められる知識の生成と、相互伝達のやり方、知識循環の軸となる学習環境の理論的・技術的に十分探求されていない。現在、未整備なこれらの課題に対して、ただし方向性の整備が急務とされています。

Learning-GRID とは、高度情報化社会における教育サービスと、それを実現させる為の技術的基盤のとの総称をさします。

Learning-GRIDの技術的用件は、開放分散サービスモデル (OGSA)に基づき構築されます。





参考文献

- 知識循環思考の Learning-GRID システムと新しい教授学の体系化

- 科学研究費補助金 基礎研究(A) 中間報告書 

eラーニング

eラーニングシステム とは、 インターネット環境を利用して、 個別学習やグループ学習

一斉学習を支援する情報システムをいいます。


具体的には、

学習コンテンツ、LMS(Learning Managemen System)、通信・メディア といった技術が相互に関連しあう

情報システムである。


参考文献

- 知識循環思考の Learning-GRID システムと新しい教授学の体系化

- 科学研究費補助金 基礎研究(A) 中間報告書