Globish(グロービッシュ)とは、フランス人のジャン・ポール・ネリエール氏が提唱した国際共通語としての英語のことを指す。ノンネイティブ同士がコミュニケーションツールとして用いるもので、英語の文法の一部の使用を制限し、基本単語1,500語とその派生語のみを用いる英語の一種である。
Globishにはいくつかの興味深い規則がある。
基本単語1500語を使う、文章を15語以内にする、主に能動態を使う、ジェスチャーなどの視覚的要素を使う、などがある。
興味深いのは、伝えるのは話し手、書き手の責任であり、聞き手、読み手の責任ではないという点である。
Globishはネイティブ英語ではなく、具体的に何がGlobishであるかは決まっているわけではない。ノンネイティブスピーカーがお互いに意思疎通するために上記の規則に基づいてそれぞれが作りあげていくものである考えられる。
Globishは使える英語を話し、書くための重要なヒントを与えてくれるものと考えることもできる。基本単語1,500語を使用して15語以内の文章を作るのは簡単なように見えるが、長い文章を作りやすい日本語話者には逆に難しい面がある。また、伝達は話し手、書き手の責任であるとしているところにも大きなヒントがある。
Globishで文章をどのように作っていくかは個人の自由であるが、実用的な英語を習得する上で重要なスキルを身につけるヒントがあると思う。