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償い 矢口 敦子


「医師・日高は子供の病死と妻の自殺に絶望しホームレスに。
ある刑事の依頼で探偵となった彼は、過去に自分が助けた少年が
連続殺人事件の犯人ではないかと疑い始めるが…」


固めの暗い小説でしたが少年を疑い出す過程が良かった。
小さな伏線が張られてて、主人公の気持ちに同調して行けたけど
ラストのオチへかけてが盛り上がりに欠けた気がします。


典型的な現場の刑事とエリート上司のくだりも
ちょっと物足りなかったかな。

医師や少年の環境については読みごたえあったし
タイトルの意味も深かったけど
もう少し厚みが欲しい一冊でした。


★★★☆☆