完売御礼と幻のプラモデルと安田講堂エッチング完成! | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

20日土曜の夜に販売を開始しました、初の作品集『城楼再観』は、22日の午前中までに、販売予定部数の約100部、完売となりました。

心よりあつく御礼申し上げます。

こんなに早く無くなるとは思いもよらず、手に入れたかった、という方ももっとおられたかもしれません。若干部数予備がありますので、また告知してから追加販売を行う予定です。

増刷の予定は今のところありませんが、ご希望が多いようでしたら検討したいと思います。

注文が殺到したので発送作業もてんてこ舞いでした。

感想などSNSを通して発信していただければ嬉しく思います。

そしてネットオークションで、幻のお城プラモを入手しました。
尾高産業のデラックス彦根城。メッキバージョンは見たことがありましたが、このようなストレートバージョンは初めて見ました。

平瓦のモールドまで入っているのが独特です。

1960年代のものだと思います。彦根城は実測図を参照しているのか、ちゃんと地面の高低まで再現してあります。
オダカのお城プラモは、ほかに松本城、熊本城、和歌山城、松山城があったようです。実は一時期熊本城、松本城、松山城は所有していたことがあったのですが、何を血迷ったか手放してしまいました。悔やんでいます。

過去10年のオークション履歴を見ても、数点しか出ていない、幻のプラモデルです。

何より、箱の完成見本写真以外で組み上がっているものの写真すら目にしたことがありません。

さて、本日、安田講堂のエッチングが出来てきました!図面と現状では違う部分が後から見つかったり、しかし、それもある程度規格化していったり、と設計に手間暇をかけて下さいました。どのようなパーツ割にするかも悩みました。
材料は全て揃いました!