宇土櫓の続櫓、二階櫓部分ですが、何かおかしいと思われませんか…?
私はギョッとしてしまいました。
プロポーションが全く違うし、二階の南側の窓の形も私が模型にしたものとは全然違います。
そんなはずはない!と思いながら近影の写真を見てみると…
うん、これこれ。ちなみに模型。
いつの間に姿が変わっていたのか…
古写真を見てみると
一瞬、図面の読み違いか確認ミスで間違った模型にしていたかと思い、ヒヤッとしました。
調べてみると、続櫓は平成元年に解体修理が行われているので、その時に元の形に戻したのでしょう。
最初の写真は昭和62年に発行された『フォトレポート 熊本城』掲載のもの。
小さい頃にお土産に城内で買ったものです。
この写真集はもう売ってないと思います。
とにかく掲載されている写真がきれいで、お気に入りの一冊です。
熊本城の天守はやはりこの北側からの姿が堂々としていて、一番きれいだと思います。
(上の写真に写っている土塀は、きちんとした復元のため近年撤去されています)
もちろん本丸御殿も飯田丸五階櫓も、西出丸の櫓や塀も無い頃です。