
今回の製作のテーマは「広々とした平城」ということで、大幅に堀を拡張しました。

新金型で話題となったこのキット、歪んだ平面など、かなり忠実に天守は再現されているのですが、難点は堀の狭さと石垣のモールド。今回はその両方を克服し、広々とした広島城の現在の姿を縮小しようと頑張ってみました。石垣は全て彫り直しています。

現状写真を見てみると、天守石垣には、かなりの雑草がこんもりと生えています。それも表現してみました。

屋根瓦は、少しオーバーなくらいにコントラストを出す汚し塗装をし、土瓦の質感を高めてみました。

樹木も実際の写真を見ながら植え込みましたが、少し盛り気味にしています。


自然光の中で見てみると、また違う趣が出てきます。








現地取材まではできませんでしたが、広島城の色彩感は再現できたかな、と思います。