ついこの前は厚木近辺でも積雪があり、本格的に寒くなってきましたね~。

自宅では基本的に冷暖房を一切使わないので、
家の中でもコートが必要な今日この頃です。

さて、今回は身近にある文化財を見てこよう!

ということで厚木市妻田、清水小学校すぐそばにある
妻田薬師に行ってきました。


クスノキの森に囲まれたそうそうたる門構え。
門を通り抜けて先ず目に入るのは巨大なクスノキ。
神奈川の名木100選に選ばれているこの木は、推定樹齢500年。

幹には火傷の跡があり、これは武田信玄が小田原城攻めの帰りに
社堂に放った火が燃え移った名残だとか。


本堂に足を進めると、
傍らには厚木市教育委員会による説明看板が。


先のクスノキと同様、こちらも武田氏と北条氏の戦火により焼失。
現在の薬師堂は1758年に再建されたものです。
厨子周りの柱は1569年再検討時のものが用いられているとのこと。
薬師堂以外にも厨子、薬師如来坐像、薬師如来立像、日光・月光菩薩立像、
十二神将立像、銅鐘が市指定重要文化財として認定されているそうです。
残念ながら通常は薬師堂内部は見ることが出来ないので、
すぐそばの銅鐘へGO!


こちらの銅鐘は江戸時代初期に荻野の鋳物氏によって鋳造されたものだそうです。
元旦には、この銅鐘による除夜の鐘の音があたりに響き渡ります。
一般の方も撞けますので、来年の大晦日/元旦に出かけてみては?

そしてもう一つの見所は境内角にある清水池。
この池の祭神は七福神の一員でもある女神の弁財天。
その池の中を鯉が優雅に泳いでおりました。
この池の名前が、隣の清水小学校の校名の由来だそうです。
というわけで、今回は妻田薬師来訪記でした。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら~。

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