エレキトラブルに見舞われた彼は近くにいたLBメンバーを呼び出し、半強制的にそのメンバーのボートに自分のボートをつないでもらうことにしました
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プライベートフィッシングならいざ知らず、1分1秒を争うトーナメント中にこんな荒業を使うとは・・・
ですが、彼の凄さはこれだけではありませんでした
LBメンバーに引っ張ってもらったままトーナメント終了まで釣りを続けたのです
約6時間も!
こんなこと考えられますか???
トーナメント中ですよ
ここから彼は更に凄みを増します
当日の亀山湖はアマゾン川
濁りのキツイ中流域まで移動してボートにつながれたままトーナメントを続行し、彼を引っ張ってくれているLBメンバーが彼がつながったままのボート操船に苦労している中で、自分だけしっかりちゃっかりとバスをキャッチしウェイインしたのです
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”遠慮”
これこそ日本人の美徳です
彼を気遣い、自分のトーナメントタイムを削ってまで協力してくれた友人が釣れていないのに自分は釣る
彼の辞書の中に”遠慮”という言葉はないのか・・・
LakeBlueはプロ組織ではありません
ですが、プロではないといえど真剣にやるからこそトーナメントは楽しい
そう!
彼は真剣にトーナメントを戦ったのだと思います
真剣に戦うためには遠慮などいらない
LakeBlueであってもトーナメントに日本人の美徳なんて必要ありません
そう考えると、彼こそ真のトーナメンターと言えるのでしょう
そして、このトラブルの対処法こそトーナメンターの鏡と言っても過言ではないのでしょう
LB第4戦を通じて、また彼から大事なものを学んだ気がします
彼と同じ場所で同じ空気を吸うことができる
あ~なんて幸せなんだろう
~トラブル対処法、終わり~