<2017 LakeBlue第2戦>
2位 畑佐信男 1,630g/2本
バスフィッシング創世記にアメリカの偉人がテキサスリグを考え、ここ日本では第二次バスブーム時に村上晴彦氏が常吉リグやネコリグを思い付き、つい最近では辻直脂征氏が置き竿作戦やバックラッシュを直すための捨てキャスト&放置プレイにたどりついた
バスフィッシングはこのような偉大なる先人たちのたゆまざる努力によって進化してきたといっても過言ではないだろう
言うなれば既述の偉人たちはバスフィッシング界のレジェンドでありエジソンだ
そしてこの男もバスフィッシング界のエジソンになるべく、今まで見たことも聞いたこともない斬新なリグを発明したという
昨年の秋、ある場所へ釣りにいったこの男は急流の瀬でスモールマウスを狙っていた
だが、どうしても流れに負けてしまいルアーを瀬にステイさせておくことができない
そこでこの男は試行錯誤を繰り返した結果、ついにこのリグを発明したのだ
わかるだろうか?
シンキングタイプのワームをジグヘッドにワッキー掛けにして大きめのガン玉を付けただけのこのリグ
その名も”ジグヘッドプラス”というらしい
ネーミングだけはそれなりの雰囲気を出しているがどうでもいい話である
重いジグヘッドに結びなおすのが面倒くさかったからガン玉を足しただけじゃないか
それを”世紀の発明”だと?
それなのに”エジソン”だと
もし仮に不細工でアンバランスでどういう美的センスも持っていても美しいとは言えないこのリグじゃないと釣れない局面に出会ったとしたら、ダメ会長は潔くノーフィッシュになる道を選ぶだろう
おそらく、バスフィッシャーマンのほとんどはダメ会長と同意見だと思うが”自分はエジソンだ”と勘違いをしているこの男はいたって自信満々だ
まあ良い!
バスフィッシングにおいては思い込みも大事なファクターだ
本人が気付くまで良い気分にさせておいてあげよう
そういえば・・・
LB第2戦で2位だったエジソンの釣りについて書くのを忘れていたが、聞いたところによると上流のほうで釣ったらしい
使ったリグはもちろん”ジグヘッドプラス”
ではない