通常なら一人ずつの釣り方を書くのはお立ち台に上がった5位以上のメンバーなのだが、今回は特別にこの男について書いてみよう
2001年LakeBlue年間チャンピオン 片桐創太
脱サラをして起業したためにしばらくの間釣りから離れていた創太
現在は藤沢と横浜でイタリアンレストランを3店舗営む立派な経営者である
仕事が落ち着いてきたこともあり、8年間遠ざかっていた釣りを今年になってから再開した
しかも何を勘違いしたのか8年ぶりの釣りをしたのは極寒の2/6
湖上に浮くバサーのほとんどが『異常無し』と言って修行のような一日を過ごす2月初旬にLBの誰にも連絡することなく亀山湖に現れ 三代目 J Soul Brothers のライブチケットなみに貴重なバスをキャッチ
本人は『マー君に教えてもらったことをやっただけ』
と謙遜していたが、そんなことはみんながやっていることだし、そもそもマー君が言うことなどあてになったことがない
そして2月以来の釣行となったLB第2戦では1kgアップを含む2本(1,715g)をキャッチして見事に7位に入賞し創太がいなかった8年間の間に嫌というほど亀山湖に通っていたメンバーたちをサクッと押しのけた
春といえばスイムベイト
8年前のセオリーを信じてジャバロン140で1kgアップをキャッチした後は創太のフェイバリットルアーの1つでもある3/8ozラバージグでリミットメイク
最近発売されたスイムベイトもスモラバも知らない創太にとっての最新ルアーはジャバロンであり3/8ozのラバージグである
ある大昔、釣りをし過ぎて金欠気味だった創太はダメ会長にこんなことを言っていた
『どんどん新しいルアーが出てくるけど似たようなものばかりでいったいどれが本当に釣れるのかわからないから、来年は新しいルアーは一切買わずに今自分が持っているルアーだけで釣りをしてみます』
そう語った翌年、創太はLBの年間チャンピオンに輝いた
そうなのだ
創太にとっては有名プロがプロデュースしているルアーも亀山湖のロコが極秘にしているルアーも関係ないのである
『フル参戦は難しいかも?』
と言っていた創太だが、流行りのルアーではなく釣りの本質で釣ってくるこの男、今年は相当 ※ 面倒くさい だろう
創太のことをよく知らない皆さんにお伝えしておきます
この男、ミニにっくんやロケットさんなみに話が長いので話しかける時は注意と覚悟が必要です
※ 面倒くさい・・・いつも釣ってくること by LBpedia