<2016 LakeBlue第1戦>
2位 神様仏様服部様 1,620g/1本 47cm
昨年12月のLB最終戦で
『やっと神に勝てました
今回はたまたま勝てたけど私と神の間にはまだまだ力の差があります』
と謙虚に語った畑佐氏に
『その差は一生掛かっても縮まることはないね』
と諭すように答えた神様
LB第1戦ではそう語った言葉を早速実践してみせた
しかもリミットメイクをした畑佐氏に対して自分は1本しか釣らずにだ
わざと1本しか釣らずに30g差のギリギリで畑佐氏よりも上位に入賞するなんて、亀山湖の水中も人の心も人のライブウェルの中身までも全てが見える神以外にこんな芸当が出来るお方など誰もいない
朝、猪川に入り上流を目指す
ブレイクに絡んだ雰囲気の良い崩落が気になったが様子を見て素通り
一度最上流まで上り、折り返してからその崩落に近づくと崩落の上でワカサギが水面に散った
散ったワカサギの下にバスがいる事を確信した神はビッグベイトとスイムベイトを崩落付近にキャストして反応をみた
無反応
濁り+水温低下+ワカサギ=K-1 65 C/アヤヤ で間違いないと確信
濁りには派手なカラー、水温低下にはスロー&ステイ、そして飛び散ったワカサギにはルアーのサイズを合わせた
神がこう判断したのだから釣れないはずがない
崩落に陣取っていた1,620gのバスはパブロフの犬のようにK-1ミノーにパックリと口を使い居心地の良い神のライブウェルへと自ら飛び込んだ
神はここからが一味も二味も違う
”早い時間に自分が大きな魚を釣ったという噂が流れると、他の参加者は どうせ勝てない と戦意を喪失してしまうだろう! なんせ私は神なのだから”
という優しい気遣いから、他のメンバーに聞かれた時には1,620gの魚を1,300gと答えたのだ
決して間違って欲しくないのは、この時神は 辻った 訳ではないということだ
※ 辻る・・・釣った魚のサイズをわざと小さめに言いふらすこと by LBpedia
キャストする前からそこにいる魚のサイズがわかっている神が1,620gの魚を1,300gなどと間違える訳がない
そして2016年のLakeBlueトーナメント1年間の盛り上がりを考えて、それ以降の時間は優勝しないように魚を釣ることをしなかった
これが嘘偽りのない2016年3月13日の神の真相である
神様仏様服部様、敬服いたします
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LBごときで2位になってもたいして嬉しくないのに嬉しい振りをしてくださる優しい神