<前日プラ>
ベイトの多いエリアの水深3m/ミドストで350gを1本
釣れていると前評判の高かった6~8mのフラットや沈み物で5バイト0本
その他はな-----んも無し
ダメ会長は無い知恵を絞って考えた
これだけ釣れないなら、多分明日はローウェイトな戦いになるだろう
どうせ今日は釣れてなくて何にもわかってないんだから、朝イチはラッキーフィッシュを狙って平均サイズの大きな上流へ行こう
そしてそれ以降は状況を見据えながら今日やらなかったことをメインに釣りをしよう
<当日>
予定通りに上流へ・・・釣れる訳無し
1時間程で上流を見切り前日プラで圧倒的にベイトが多かった長崎へ
途中で元ヤン福ちゃんがナイスサイズを引っこ抜いたところを発見 & 気の良い元ヤンは聞いてないのに釣り方を教えてくれた
『 パクらせてもらうよ 』
と元ヤンに宣言したものの、難しい釣りだから福ちゃんしか釣れない魚かも
と半信半疑のままキャストし始めた3投目
フォールしたテキサスリグが水中の枝に当たった・・・と思ったらその枝が動き出した
うわっ魚だ
とヘナチョコなあわせをすると、すーーーっと浮いてきた魚は明らかなビッグフィッシュ
テールウォークをしそうな動きで水面直下をボートに寄ってきたその魚は一度水面下に潜った後、ジャンプをしながら拳が入りそうな大きな口で 『 あばよ 』 とつぶやいて水面下へ消えていった
やっちまいました
このルアーにこのフックじゃ小さ過ぎるよなぁ・・・って思ったんなら換えとけよ
すぐ近くでその一部始終を観戦していた元ヤンは
『 デッカかったっすねぇ 』
と一言
さすが元ヤン、少しのことじゃ動じない
やっちまった感7割 + やることは決まった感3割
似てるシチェーションをひたすら打つ&打つ&打つ
そして、長崎対岸ワンドの入口を打つとまた枝が動き出した
親の仇ーーーーーとロッドが折れるくらいの力任せのフッキングにあがってきた魚は45cm/1,300g
今日、俺持ってるのか
それ以降、2時間な~んも無し
持ってないらしい
10:30
リミットメイク作戦に切り替える
釣りやすいのは絶対にベイトが多い場所のはず・・・と猪野川から水揚場へ
元ヤンに 『 お陰で釣れたよ 』・・・と話しているとラインがスーーーーっと走る
が、まさかのラインブレイク
『 またフッキングから逃げられたとこまで全部見ちゃったよ 』
と動じない元ヤンから離れ、長崎までをシャッドでドラッギングすると、ボトムのゴミを釣っちゃった・・・と思ったらそのゴミが水面でジャンプをしながら『 あばよ
』 とつぶやいて水面下へ逃走
これが2回も続く
亀山湖の神様はたくさんチャンスをくれているのに俺は何をやってるんだ-----
残り10分
またいつものように ”あと1本” が釣れないのか
と折れそうな気持ちを誤魔化すかのように ”絶対あきらめない” と心の中で何度もつぶやきながらキャストを繰り返す
帰着間際で皆んなが集まってきた桟橋脇、フォール中にラインが走る
『 絶対バレるな、絶対バレるな 』
と声に出してやっとこさキャッチした魚は500g
結果、1,825gで2位
デカバスバラし→1,300gキャッチ→推定500gラインブレイク→推定600gバラし→推定500gバラし→500gキャッチ・・・普段じゃ有り得ないことがぼんと正月のように一気に押し寄せたLB第5戦
一体ダメ会長は持っていたのだろうか?
それとも持っていなかったのだろうか
まぁ、持ってたら1番高い所に立ってたんだろうからやっぱり持ってないのか