さぁ、トーナメント当日の本編です
ちなみにこれはハンバーグ君が書いた ”副音声” じゃなくてダメ会長が書いた ”主音声” ですよ
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そして向かえたトーナメント当日
宿から出たダメ会長は唖然としました
降ってな-----い
えらいガスってるし-----
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しかも夜中にかなりの雨が降ったらしく、ボートには大量の水がたまり、カフェオレ色の激濁り
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まこっちゃんに手伝ってもらいながらビルジポンプで大量にたまった水を排出中
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LBトレーナーを着てる ”ギックリ腰気味” のこの人はどうでもいいとして
ん--------------
またこれか-----
プランが大崩れだ
迷う + まよう + MAYOU
朝イチに入る場所も攻め方も決まらないうちにスタートの合図
この時ばかりはぽっちゃり君のレギュレーション説明が短く感じる
可能性は低いと思うけど、とりあえずは昨日あんなに ”完璧だ” と思い込んでいた釣り方と場所をやってみよう(じゃないと悔いが残りそうだし)
朝の2時間は昨日組んだパターンを試してみて、ダメだったら昨日の事は全て忘れてエリアなり釣り方なりをスパッと変えよう
結局そう決めて、昨日のプラン通りにおりきさわ前から上流に向かってトップウォーターを中心に攻め上がる
・・・が、アクションを変えてもルアーを変えても奥の奥まで突っ込んでも水面が割れる気配は一向に無し
”これだけ濁ればキャッチ率は更に下がるはず”
”この釣りなら間違って1本釣れればそこそこのウェイトになるはず”
・・・とあきらめずに丁寧に攻めるも予定の2時間はアッという間に終了
よし、気持ちを切り替えよう
まだまだ時間はある
立て直せるはずだ・・・・・と自分に言い聞かせ、おりきさわボートさんのWCでゆっくりまったり冷静に Gary Thinking Time
< Thinking Time の仮説>
◆こんな時こそ基本に戻る◆
① 水の良い所に行く。
・ おりきさわ筋は流入量が多いから濁ったに違いない。
・ 流入量の少ない猪の川や医院下ならそれほど濁ってないかも知れない。
・ とりあえず、近い方の猪の川に行ってみよう。
・ 朝イチに入ったメンバーが出てくる頃のはずだからタイミング的にも悪くないはずだ。
② ストラクチャーをタイトに攻める。
・ 岸際のカバーは皆んなが攻めていると思うから水深の浅い場所にある沈み物を攻めてみよう。
こう仮説をたてて猪の川へ向かうと、途中の水揚場付近で泣きそうな顔のO塚君に出会う
『 朝イチ、猪の川の上流に入ったんすよ
そしたら見えバスが4匹いて、まさか喰わないかと思ったら喰ってきたんすよ
それが55cmぐらいあって、抜こうかネット使うか迷ってたらバラシちゃったっすよ
俺、今日終わりました。精神崩壊です 』
1バイトが貴重なこんな日に、それはそれはとってもご愁傷様でござひます・・・
だが、やはり猪の川はありだ
長崎と川口を攻めてからほうしょうの沈み物にスピナーベイトをキャストしていると改名した服部春男さんとぽっちゃりハンバーグ君が釣り下ってきた
春男さんはスイムベイトで1バイトあったがのらず、ハンバーグ君は1バラシ+1ラインブレイクで、へなちょこりん君はナイスフィッシュを1本キャッチとのこと
しかも上流は水も良いらしい
やはり猪の川だ
迷わずに自信を持って猪の川を攻めよう
ダメ会長はいつか必ずあるはずのビッグバイトに期待しながら、沈み物にスピナーベイトとテキサスリグ、浮きゴミへマッドマンクローワームをキャストしつつ水の良い上流へと向かうのであった
-----Part.2 へ続く-----