
旅の仕方も知らない私に、遠くへ行くことを教えてくれた。
私が生きるこの世界は、とても小さな世界だとも教えてくれた。
今まで誰も教えてくれなかった。
死ぬまでこのままでいいとさえ、思っていたのに、
簡単に覆された真実は、私を遠くへ導いている。
遠い世界を知らずに生きていくのは、怖いこと?
知らなくてもいい?
聞いてみても、教えてくれない。
教えてくれたのは、ただ、
遠い世界と、もっともっとはるか彼方に私の夢が待っているということだけ。
もっと知りたいよ。
どこまで行けば、辿り着ける?
ねえ、待ってよ。
置いて行かないでよ。
後ろを振り向かずに、前だけ向いて行ってしまうあなたに、
もう声を掛けることが出来ない。
今の私は、あまりにも無知だから、
遠い世界へのチケットを手に入れることが出来ない。
その先へ、もっと遠くへ、もっと高い所へ。
努力すれば、いつか手に入れることが出来る?
こんな私でも、追いつくことが出来る?
まだ、時間が掛かるけど、私は諦めない。
あなたに追いつくと、決めたから。

