編入の問い合わせ | 東京タワーといっしょ!

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結婚10年目にようやく恵まれた息子は、333gのミニミニくんでした。仕事と育児と家事にてんてこ舞いの母が、あれこれと書き綴ります。

「最終的にはお子様にお会いしてから判断しますが、授業中に歩き回るとか授業に集中できなくて、他のお子様の学びを妨げてしまう場合、授業についていけない場合は、個別対応が難しいためにお断りしなくてはなりません」
 
色々と息子の行き先を考える中で、学習障害とADHDがあると明かして、ある学校に編入可能か問い合わせをしたところ、お返事をいただきました。
ごもっともです。

他害や立ち歩きはありません。
時に思いついたことを話し出してしまうことはあるけれど、注意すればすぐに改めるので授業の邪魔になることはないと言われてる。
でも勉強は、100人いたら100番目なのは間違いだろうなぁ。

現状、家庭教師の先生に週2回お世話になって、本人も多少なりとも思うところがあるのか、キーキーギャーギャー言いながらも頑張っているので、何とか再テストを免がれるくらいには点をとっています。
あゆみと一緒に担任の先生がくれた手紙には、
「ものすごく成長した一人だと思っています。たくさんの問題にあきらめずにチャレンジして、『わかった』がたくさん増えたよね。
○○くんは『やればできる』を体現している人だと思います。時間はかかるかもしれないけど、いつかきっと今している努力が報われる時が来ます。信じてがんばってください」
とあり、ありがたくて涙が出ました。

けれど、教えていると砂に水をかけてるように感じることも多くて。
たとえば割り算の筆算、商の見当をつけるのにかなり時間がかかる、何度教えてもすぐに商を立てる場所に迷う、計算途中で引き算を間違える。
同じ日本語を話して説明しているはずなのに、もしや息子には別判不能な言語に聞こえてるのか?

知的障害はなく、学習障害だと診断が出ているのだから、息子にあった学び方を見つければ社会で暮らしていけるくらいにはなれるかもしれないと思って、色々と模索しているけれども、本当に? 本当にこれ伸びしろある? と時に絶望的な気持ちになります。

この先、勉強についていけるのか、そんなの親もわからないよ。

問い合わせをした上で説明会に参加してみようかと考えていたけれど、万が一奇跡的に編入できたとしても、その先やっぱりついていけなかったら意味がない。
返事をくださった学校には、本当に息子が勉強についていける力があるのか、よく考えてみますと、お礼のメールをしました。

見極め、ほんと難しいです。
能力あるの? うまくハマったら勉強わかるようになるの? 学習障害って何?
わかんないよ!