夜のオムツ卒業できました | 東京タワーといっしょ!

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結婚10年目にようやく恵まれた息子は、333gのミニミニくんでした。仕事と育児と家事にてんてこ舞いの母が、あれこれと書き綴ります。

おりかです。

明け方、「おかあさん、おしっこちょっと出ちゃった」という声が。
慌てて息子をトイレに行かせて、布団をめくってみると、息子の布団と私の布団のちょうど真ん中が濡れています。
ノーっ!
うちは、マットふたつをボックスシーツで一つにまとめた所に私と息子が、その隣にシングルマットをぴったりくっつけて夫が寝ています。
そして息子の布団部分にだけシーツの下に防水マットを入れているのですが、被害はちょうど真ん中、私のマットが……。

でも、ここは演技だ! 
濡れたシーツとパジャマとパンツを換えながら、褒めちぎりました。
「ぜんぶ出る前にちゃんと起きて、トイレに行けたね。とってもえらいよ」
するとホッとしたみたいで、こてんと寝ちゃいました。


ブログにも何度か書いた記憶がありますが、息子はなかなか夜のオムツが取れませんでした。

0歳の時にそけいヘルニアの手術を受けて、今でも半年に一度大学病院の小児外科で診ていただいているので、その際に相談したこともありましたが、
・身体が大きくなるに従っておしっこもためておけるようになる。夜に起こしてトイレにいかせてしまうと、膀胱が空になっておしっこをためる練習にならないから、起こさないほうがいい。

・昼間起きている時にコントロールできていれば、トイレトレーニングは成功していると考える。

・たいていは一年生くらいでおねしょもしなくなるので、気にしない。

と言われたので、それからは時期が来るまで待てばいいやと、寝るときはオムツをつかってきました。

しかし、ねばならない星人である私の母・おばあちゃんは、その状況が許せません。
今日はオムツにしてたの? 
早く取るようにしなさい、いつから外すの?
小学校に入っても取れなかったらかわいそうなのは、息子だよ。 
私は息子のためを思っていってあげるんだから
からね!
毎日のように騒ぎ立てて、新聞に載っていたという夜尿外来のある病院へ行けと迫り、私と口げんか。
それがプレッシャーになったのか、息子は逆にオムツに依存してしまい、チャレンジするのも難しい感じになってしまいました。

それでも、だんだんと朝まで濡れていないことも多くなり、本人も、お客さんが来るときに、「オムツしまっておこうよ。内緒ね」なんて恥ずかしがったり、実家にいとこたちと泊まる時も、こっそりささっと隠れて着替えたり。
息子自身がオムツは恥ずかしいと思っているのが伝わってきたので、あとは思い切りがつけば自然と外れるんだろうと、じっと時が来るのを待っていました。


そして、ちょうど2週間前のことでした。
オムツで蒸れちゃったのか、あそこが少し赤くなっちゃったのを気にしていたので、それはもうパンツにしてって、お○んちんさんが言ってるんだよ、と何気なく言うと、息子が突然、
「ぼく今日からパンツでねる」と。
へっ、ホントに? あまりにサラッと言うもので、我が耳を疑ってしまいました。

それでも寝るときになったら、オムツにすると言い出すかと思っていたのですが、本当にその夜からずっとパンツで寝ていて、おねしょも小さいのを2回だけ。
濡れるのをとても嫌がる子なので、はじめてパンツでおねしょをした時は、着替えた後もショックのあまり震えてシクシク泣いていて。
これはオムツに戻っちゃうかな? と覚悟しましたが、そんなこともなく今日まできています。

やっぱり特に何もしなくとも、大学病院の先生の言う通りに、体と心の準備ができればオムツは卒業できるものなんですね。
息子もパンツで寝ることで、周囲と同じになったと自信がついたみたい。よかったです。