息子に暴力をふるいました | 東京タワーといっしょ!

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結婚10年目にようやく恵まれた息子は、333gのミニミニくんでした。仕事と育児と家事にてんてこ舞いの母が、あれこれと書き綴ります。

おりかです。
このところ親子そろっての低空飛行、息子も私も咳が止まりません。
特に夜になると喘息の発作みたいな咳が頻発して起きてしまい、寝不足で体力も削られてしまって。薬も飲んで気管支拡張のテープも貼ってるんですけどね。効いてる気がしません。

体調不不良のせいか、すっかり駄々っ子になってしまって、
着替え→これじゃない着ないぎゃぁあああ
食事→ごはんやだピザ食べたいたこ焼き食べたい、作ってよ材料買ってきてぎゃぁああああ
お風呂→抱っこして連れてって、服脱がせて、床が冷たかったお母さん嫌いぎゃぁあああ
片付け→しなーいお母さんがやって、これ片付けちゃだめだった、だめだったーおかあさんが悪い、キライぎゃああああああ。

もう何から何まで、「ぎゃああああああ」。
仕方ないとは思いながらも自分もギリギリの体調で仕事と家事をしているので、ついイライラっと。
それが爆発したのが、22日にあった大学病院の診察でした。

この日は11時半から内分泌、12時半から心理の予約が入っていて、内分泌は診察の1時間前までに尿検査と血液検査を済ませる必要がありました。
そのため8時前には家を出たのですが、高速道路が大渋滞していて病院に着いたのは10時40分、その後の予定を押さないためにも、とにかく急いで検査をする必要があったんです。
ところが計測室で採尿の紙コップをもらって、おしっこするよと言った途端、目つきが変わって、「おしっこでない! しない! やらない!でないでないでなーいーー」。
家を出たときから2時間半以上トイレに行っていないので、出ないってことはありません。
逃げ出そうとするのを何とかトイレに押し込んで、
「おしっこしないと病院からずっと帰れないんだよ。絶対出るから大丈夫。しちゃおう」
説得しながらズボンを下ろそうと手を伸ばすけれど、叩く蹴る暴れるで埒が明きません。
「でないーーおかあさんきらーいぎゃぁああ」
息子が紙コップを引っつかみ、床に投げつけた時、ぶちっと私の理性が切れました。

「いいかげんにしてよ。さっさとしろっ!」
トイレの壁に乱暴に背中を押し付けて、頭を3回思いっきりパーで叩きました。それからびっくりして笑い顔で凍り付いてる(息子は状況に感情が追いつかないとこうなります)息子を無理やりトイレの前に立たせて、ズボンを下ろすと同時におしっこが勢い良く出ました。

冷静になれば、息子は前の日から採血を怖がっていて、
「注射やだ。いつも大きい注射で痛いんだ。先生にやだって言っても痛くされる。注射しない」
と散々言っていました。
いつも身長→体重→採尿→採血の順でやっていくから、おしっこをしたら注射だと思ってパニックを起こしただけなのです。
そして私はこうした時こそペアレントトレーニングを活かすべきなのに、ほんの少しも頭をよぎりませんでした。

その日の夜は、頭を叩いてしまったことで脳出血などを起こさないかと心配で、何度も様子を確かめました。
カッとなって暴力を振るってしまったこと後悔しています。でもまたやってしまうかもしれません。自分の衝動が怖いです。