今日も、ありがとうございます
東京の片隅の手芸店で、布小物講習会の講師を始めました
主にミシンで縫うことを、時折日々のこと、好きなことを綴っています
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昨日は父の日でしたね
私の父も、夫の父も、私達が結婚する前に亡くなっています。
私の父は、
人に対して、とても不器用なところがあったと思うのですが、
専門知識を生かして仕事をしていました。
その影響で、私も専門職に憧れ、
かつての私の仕事・パタンナーにつながっていると思います
ということで、
目の前に感謝を伝える父はいないので
先月誕生日だった夫に、
遅れた誕生日(と父の日?)のプレゼントを渡してみました
コインポーチです
サイズ よこ 9cm×たて 9cm×マチ 1cm
製作の目安 約3時間
中に、内ポケットと綾テープがついてます。
綾テープに、丸カンとなすカンを取り付けて、
鍵をつけられるようにして渡しました
カーブにファスナーつけるのは、難しかったです
しばらく練習が必要です
そして、メンズのかっこいい雰囲気を出すのが私には難しい。。
ホントウは革のキーケースが縫いたかったのですが、
間に合わなかったです。
革も柔らかいものや、硬いものでも少しなら、
私の職業用ミシン・シュプールでも縫える様なので、
今度縫いたいです
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夫には、
結婚前にTシャツを縫ってプレゼントしたコトがありました
着てくれていましたが、洗濯する度に丈が短くなって、最後にはつんつるてんになりました笑。
最近は、好きなお酒をプレゼントする事が多く、
物をプレゼントする事は無くなってましたので、久しぶりです。
夫に手作りの物を贈ることで、初々しい気持ちを思いだしました
夫は、私の父ではないんですが・・・
父の様なところもあります。
結婚当初、私はマイナス思考の堂々巡りにハマることが多かったのですが、
その度に、違う角度からの考え方を教えてくれました
逆に、夫はドライなところもあるので、聴いて共感してほしい時に、
解決策を言って終わりという時もよくあり、モヤモヤしたコトもありました。
今は「今日は、とりあえず聴いて欲しいいんだけど」と、先に言うようにしてます。
父の日の話が、夫婦の話になってしましましたが
親子でも、夫婦でも、関係の紡ぎ方は似ていると感じています。
あるカウンセラーさんのお話です。
土を耕し、水と肥料をあげ、種を蒔き、育てていく。
独りでではなく、一緒にじっくり育てていく。
そんな風なイメージで夫婦の時間を紡いでいくのがいいのではないか。
この考え方が好きで、私もそうできたらいいなと思います
プレゼントが、その思いを伝えるものになるといいなと願います
縫い物を通して、心が和みますように