<道路交通法違反事件の裁判>
無免許運転・前科3犯の裁判で検察官が被告に質問しました。
「無免許運転はどうしてやっていけないのか知っていましたか?」
「無免許運転が禁止されている理由はなんですか?」
被告は答えられませんでした。
続けてまた質問がされました。
「平成22年に無免許で執行猶予を受けた時に、裁判官からの説明を覚えていますか?」
被告は?記憶が真っ白で。すみません、記憶していません。と答えました。
検察官がまた質問しました。
「令和三年に罰金刑50万円を受けましたよね?
その時にも刑罰について裁判官から説明を受けましたよね。
運転をしなくては仕事にならない生活事情と道路交通法違反を繰り返すことは違うのですから、
なぜ、無免許運転をすることをとどまれなかったのですか?」
被告は「車の便利さに頼ってしまった。」と答えました。
検察官はさらに質問を続けます。
「前回の50万円の罰金刑で社会で更生する機会を与えられたのに・・、
今の立場をわかっていますか?」
被告は小さな声で「はい」と答えました。
検察官意見は、同種前科3犯。常習性が認められている。悪質であり
安全運転に対する責任と規範意識は低い。
監督者がいない。再犯の恐れが大きい。懲役10月を欲する。
なぜ無免許運転が禁止されているか?
なぜ、どうして無免許運転はやってはいけないのか?
運転免許を所持している全ての人が答えることが出来るはずです。
が・・、あなたは答えることが出来ますか?
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15日午後、国会・衆院第一議員会館で「生命のメッセージ展」が行なわれ、
岸田総理も訪れ「犯罪や事故に遭われた方やご家族の気持ちに寄り添いながら、