今年は猛暑であった。 90歳の母は空気の入れ替えと言って日中窓を開けたがる。


母のところへ行くと猛暑の最中、全部窓が開いていて、 殆ど室温が外と同じである。


ヘルパーさんに窓のロックを御願いした。


「学校で先生が窓を開けて空気の入れ替えをしなさいと 言われていた」 とか 


「空気が流れてない」 とか言う。 その後、食欲がなくなり、熱中症ではないかと思われた。


母を見ていると習慣にどっぷり浸かっているような気がする。


認知症もあるが、子供の頃からやっていたことをそまま続行するのである。


その時その時の状況を判断し意識して、ということがない。


習慣は良くないと聴いていたが、こういうことだな と親を見ながら 分かってきた。