ギリシャの前国王であるコンスタンティヌス2世は、1974年に共和国になる前に統治していたが、火曜日に82歳でアテネで死去したとギリシャの公共放送局ERTが発表した。

 

ERTは、英国王チャールズ3世のいとこであるコンスタンティンが「脳卒中で」死亡したと発表した。彼は先週、呼吸の問題でアテネの病院に入院していたとギリシャのメディアは報じている。

 

彼は、1967年に残忍な陸軍独裁政権が国を掌握したとき、100年にわたる権力王朝の最後のメンバーであった。

 

大佐たちが権力を掌握した8ヵ月後、コンスタンティンは軍の反クーデターを組織したが、失敗に終わった。

 

コンスタンティンは王族とともにローマに逃れ、1974年にロンドンに移り住んだ。

 

その年、民主主義が回復すると、ギリシャ国民の約70%が国民投票で王政廃止を支持し、1863年にコンスタンティンのデンマーク出身の曽祖父ジョージ1世が始めた王朝は終焉を迎えた。

 

2008年の世論調査では、立憲君主制への復帰を支持するギリシャ人は12%未満であった。43%以上の人が、政権が誕生したのは彼のせいだと非難している。