いつもお読みいただいて、ありがとうございます!
私はあまりテレビは見ない方なのですが、たまにつけると以前にも増して健康番組が多い印象を受けます。
しかも内容も、ナントカの成分が何にいいだの、これはダメだの。
(言い方が不適切かもしれませんが)うわべだけの方法論のみで、視聴者の恐怖心をあおり、混乱させるだけの陳腐なものが多いです。
「まだ、こんなことを言っているのか!」
こういう番組を見るたびに怒りすら覚えます。
そして耳につくのが、どんな番組にせよ、番組内で必ずこのニュアンスの表現を数回は繰り返しています。
「病気は敵だから、徹底的にやっつけろ!」
正直に申しますと、私はこれがいちばん納得いかないのです。
その考えのおかげで、私は十数年の間、苦しみ続けたのですから。
相手を敵視するのは相手を極度に恐れているからです。
恐怖するから、攻撃して無くそうとする。世の中から争い事が無くならないのも、その根源は恐怖心です。
恐怖をまるまる全否定はしませんが、度を超えた恐怖は災いをもたらします。
これはガン治療が典型的な例ですね。
ガンを叩くことだけしか考えていないから、患者さんが地獄を見ることになります。ガンもまた、敵ではないのに。
誤解を恐れず、あえて言いましょう。
「病気って、そんなに怖いものですか?そもそも、敵ですか?」
かく言う私も、かつては病気を憎み、恐れ、この世から消し去りたいと願う人間の一人でした(過去形)。
何度も私自身の病気の話はしています。
アトピーにうつ病、特にこの二つには死ぬほど悩まされました。
「この世に病気さえ無ければ、私はふつうに生きていけるのに。おのれ、おのれ、おのれおのれおのれェ〜〜〜〜!!!」
夜な夜な自分の身体と心を傷つけ、病気を呪う日々。生き地獄とは、まさにこのことでした。
そんな私を救ってくれたのが今の私の師匠なのですが、その時の師匠の言葉が以下のようなものでした。
「病気をなぜ、憎む?病気のおかげで生きていられることを、知りなさい。」
???
ええ、最初はこの人が何言ってるのか、わけが分かりませんでした。宗教か?、とも思いましたとも。(笑)
この考えを体感し理解するまで、私は5年以上かかりました。
ただし、病気で苦しんでる最中は、とてもこんな考えになる余裕は無いと思います。
病気が本当の意味で治った時、そこには「感謝」しかありません。こればかりは、克服した人にしか分からないでしょう。
そういう意味でも是非、病気は克服してほしい、というのが私の本音でもあります。
「病気は滅ぼすものではなく、感謝して克服するものである。」
これは師匠からもらった言葉です。
みなさんにも考えていただきたいので、ここではあえて全部はお話しません。
病気の役割を少しお話して、今回は終わります。
一言で言えば、病気とは身体の異常を知らせるものです。
間違っても恐怖するものではございません。(笑)
分かりやすい例えは、やはり「火災報知機」でしょう。
火災報知機とは、家の火災をボヤの段階でいち早く知らせ、けたたましい音で住人に火災を知らせ消火を促す、ありがたい装置です。
ところでもし、こんな人がいたら、みなさんはどう思いますか?
「火災報知機って、いきなり鳴ると怖いから、ウチは付けてないの!」
はい、ツッコミどころ満載ですね(笑)。
家が燃えてもいいのかと。
ではこれを、家を身体、火災報知機を病気と置き換えてみましょう。
「病気って、いきなりなると怖いから、病気は無い方がいいの!」
……もう、みなまで言いませんよ。
私たちは、
病気のおかげで、今までの不摂生を反省することができます。
病気のおかげで、身体の無理を予防し、身体を休めることができます。
病気のおかげで、身体のゴミ掃除ができます。
病気のおかげで、免疫力を働かせて、高めることができます。
病気のおかげで………(エンドレス)
病気が無くなれば、私たちはあっという間に地球上からいなくなるでしょう。これは過言ではありません。
それくらい、病気には重要な役割があります。
病気が無くなることこそ、真の恐怖です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
またお会いしましょう。
