奈良の漆工芸師、
人間国宝の樽井喜之さんを訪ねました。
始めて見させて頂く漆工芸の仕事場に感激しました。
古来伝承されてきている
奈良の寺社で使われている
漆器類の製法を
着実に踏襲し
全て手作りで手抜きをせず
現在も作り続けている頑なな姿勢に
ともすれば適当な所で妥協し
自分を含め、
イージーな方へ流れやすい風潮に
反省させられました。
正倉院に残る
古代の図柄の螺鈿細工を復元した作品は
平城の昔の香りを感じる見事な作品でした。
仕事に対する姿勢と
本物の深みと魅力を教えられた
貴重な時間でした。
オリジン生化学研究所
前田 浩明



