昨日の本の思考。まだ、わかりにくいのだけど具体的に
どういう流れで考えてるのか説明してみてと訊かれました。
内向の一人として説明させていただきます。
内向型の脳内で起こっていること。
敢えて「子供の頃」の話で。
中1の頃虫垂炎で入院したのです。
それより前に
同病の同級生のお見舞いにいったとき、
「すっごく痛い、暴れ回った」
と言われていたのがこの虫垂炎。
なので痛みのハードルを最大に設定して
あったようなのです。
私の脳内はいつもと何か違うなぁ~という
痛みの刺激がまず入ってきました。
家に帰り家庭の医学のお腹の部分を
何度も何度も読みました。
「どういう痛みと説明すればしっくりくるだろう。」
「この部分の名前は何なのだろう」
その表現方法を知りたかったから。
どの辺がいたいかを説明するのに、お医者さんにわかりやすい言葉(共通言語)を
探していたのかもしれません。
「この現象(痛み)は果たして『痛い』で
いいのな。」
そんなこと考えて夜があけて
また学校に行きます。
学校では痛みにフォーカスしないように
過ごしましたが
帰り道、道路で座りこみたてなくなりました。(友人と帰っていて突然しゃがみこんだ私に彼女もびっくりしたと思います)この現象はどう説明したらこの子にわかってもらえるんだろう。という感じ。
「内臓が金縛り状態で動けない・・・」
(ようやく発した一言でがこれ。)
メタファなんですね完全に(笑)
「え!!意味わかんない」
そりゃそうです‼︎
(どう言ったらいいの?と前の日に読んだ記憶を辿ります。右、側腹に刺されたかのような痛みって家庭の医学にあったな。でも、私の痛みの気持ちとは微妙に違う。
私の今は釘を熱してそれを右下腹に植え付けられたかのような痛み・・いや、そもそもこれは痛みなの??)
痛みです!!いまなら断言。
そうこうしてるまに立てないまま脂汗が出たので
友人は電話ボックスから実家に電話をして
くれ、叔母が迎えに来てくれました。
背負われて帰る中で考えていたのは
(友人にとても迷惑をかけてしまった。
この刺激が消えたら真っ先に彼女と遊びにいこう。でも、許してくれるかな。
気にしないでいてくれるかな。)
と痛み(今は痛みと断言します)の中で
涙目になりながらも考えるのは
「彼女への謝罪をどう遂行するか」
「彼女は私を嫌にならないか」
「彼女はどう思ったか」
なんです。
まぁ結果そのことは悩む必要がなかったのですけど。背負われて家に戻り近所の外科にいったら
「盲腸に違いないので入院して手術が必要」
ということで父親に電話をします。
「盲腸って言われて即入院だって。」
「帰ってきなさい!!外科医は盲腸という
研修医の実験が欲しいものなんだから。
一旦帰るといいなさい。」
「言えないよ!!(T ^ T)」
「電話換わりなさい、説明するから」
と言うのでお医者さんにかわりました。
で、父が知り合いの医者がいるので入院となるなら安心した場所の方が娘にはいいから、という話をしてくれた
そうで帰りました。
この時痛みでパワーを取られてしまっているので口から言葉は出ないです。
帰りかかりつけのD医大病院に父が車で
運んでくれました。次の日の朝入院しその午後が手術と云う流れでした。
術後もこれは痛いというものなのかと数日間必死に考えてました。痛かったから鎮痛剤出すのでナースコールと
言われたものの「これって痛いなの?そもそもどこからが痛いといっていいの?」
と(笑)
伝えるってことは大切なのがわかっていても
こういう頭の作りなんですね。必死で自分の納得材料を探してそこの回路を通らないと口から出てこない。
まぁ痛いと言わないのは
「『痛い』という言葉に『自分の今の現象』がきちんと沿っているかを理解出来ないから」なんですけどね。
こういうスペックなんだと諦めていた方が楽に生きられる気がします