インターネット句会-「令和5年6月例会」を終えて | 俳句のとりな

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世には、いろいろな歳時記、季寄せが出回っていますが、
掲載の基準は、それぞれの出版社が決めています。

ページ数やら、編者の意向もあって、すべてが掲載されているとは、

言い難いものがあります。

今回の投句のなかで、選句に迷われたと思われるものが、「仙人草」

の句。


確かに、手元の歳時記3冊を開いてみても、未掲載となっています。

試しに、ネットで、「季語、仙人草」と検索してみると、いくつかの

サイトには、次のように。

藤吉正明氏は、『きごさい歳時記』に晩夏の季語に。

山田弘子氏は、仙人草は晩夏に白い花をつける、キンポウゲ科の蔓性

多年草とし、加藤楸邨の句を挙げています。

牛の貌ぬつと仙人草の径

また、「馬醉木」同人。俳人協会員のちわきさんは、『ちわきの俳句

の部屋』で、次のように述べておられます。

「まだ季語になっていません。随分以前から山道を歩く時目だって、

気になっていた花ですが、このところやたらめったらと繁殖して、今

の時期どこででも見られるようになりました。そろそろ季語として認

定してもいいのではと思うほどです。」


6月の兼題は「紫陽花 額の花」。

「紫陽花 額の花」の付き物と言えば、「雨」。
兼題投句17句のうち、「雨」がらみのものが6句見られました。

そのうち、特選句は、次の2句でした。

・紫陽花のかげに地蔵も雨やどり(3点)
六鬼威

[特選]
情景の浮かぶ佳句です。紫陽花の雨垂れが地蔵にぽつりぽつり

…──杉尾芭蕉


・紫陽花やダンスパーティー雨の中(2点)
fuumin1970

[特選]
今時ダンパがあるのかどうかは不案内。しかし「ダンパの夜」

と言うかっての名曲がこの句から浮かんで来た。何処かの豪邸

の居間ではダンパに興じている。外は雨。それを紫陽花がみて

いる。カメラアングルが映画の一場面だ。──雷太

次回、7月分の兼題は、「百合」となります。



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「はじめまして」(第1回)
https://ameblo.jp/originalk/entry-12515820857.html