俳句エッセイ 相撲と文化財 | 俳句のとりな

俳句のとりな

俳句を愛するかたとともに

 

・異邦人飛びいり続く村相撲

 

「相撲」と言えば、現在、大相撲という形で1年中行われています

が、秋の季語。

 

相撲の起源を辿ると、古事記(712年)や日本書紀(720年)の中に

ある力くらべの神話や、宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負

の伝説に遡るとか。

 

その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として、毎年秋に行わ

れ、これが後に宮廷の行事となったとのこと。

 

江戸時代に入ると浪人や力自慢の者の中から、相撲を職業とす

る人たちが現れ、 全国で勧進相撲が行われるようになり、 江戸

時代中期には定期的に相撲が興行されるようになったと言われ

ています。

 

こうしたことから、各地に相撲の伝統行事や資産が残されており、

文化財に指定されるものも。

 

たとえば、愛知県安城市には、江戸後期の「相撲土俵四本柱」が

保存され、有形民俗文化財に。

 

また、無形民俗文化財として、茨城県潮来市の延方相撲(のぶか

たすもう)や京都市平岡八幡宮の三役相撲、 小諸市の八朔相撲

など、多くの奉納相撲が、指定されています。

 

住んでいる近くの神社でも、市民文化資産として奉納相撲と相撲

地跡が保存され、秋には地方色豊かな催し物が行われます。

 

・ごめんよと手を差し伸ぶる草相撲

 

[今日の一句]

 

・天地へ赤児ささぐる宮相撲

 

奉納相撲では、開始に先立って、その年に生まれた子らが、力士

から祝福を受けます。

 

[更新ブログ]

 

定型を詠むー型の大切さ
https://ameblo.jp/originalk/entry-12515821039.html